9574942「奇跡と言えるかどうか。ステージIAの肺腺がんは毎年CTスキャンをすれば、見つかることが多いです」 とは、東京放射線クリニックの柏原賢一院長・・



中村獅童の肺腺がん “ステージI”でも2カ月休養の謎


「ただ、今回、点ぐらいの大きさだと報じられていますが、5ミリほどだと、仮に影が見えたとしても、がんと診断するのは難しい。病理検査をするにも、CTを見ながら針を刺して細胞を取り出さなくてはならないからです。

毎年、検査を受けていたので、影の変化で診断したのかもしれませんが、あまりに小さいとそれすらも難しいはず」


中村獅童さん 奇跡的と言われているほどの早期発見とされているが・・



つまり、実際は奇跡とまで言えるほど、小さながんではなかった可能性が出てくる。ドクター秋津こと秋津壽男氏も、違和感を覚えたという。

「2カ月休むと聞いて、本当にステージIAかと心配になりました。体を酷使する仕事なので大事をとったのかも知れませんが、ステージIAの場合、入院と自宅療養を含めて2週間あれば十分に仕事復帰できます。

がんの場所が気管支に近い肺門部にあるとすると、切除する範囲が大きくなり、復帰までの期間が延びます。それでも1カ月ですよ」


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さらに言えば、肺腺がんの治療には放射線と手術の2通りあるうち、獅童が手術を選んだ点も気になる。先の柏原院長によると、

「肺がんには主に定位放射線治療が行われ、一般的になったのは、ここ10年。手術に比べて治療後のデータが蓄積されておらず、不安から手術を選択する人がいますが、早期の肺がんなら放射線でも手術と同等の効果があります。

肺を切らなくて済み、仕事を休む必要もない。ステージIAなら4回の治療で終わります」・・








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