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もし地球に月が落ちたら?宇宙シミュレータ「Universe Sandbox 2」 なら簡単に試せてしかも面白い - Engadget 日本版

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もし地球に月が落ちたら?宇宙シミュレータ「Universe Sandbox 2」 なら簡単に試せてしかも面白い

神の視点で星々を操ろう

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もし月が地球に落ちてきたとしたらーー。宇宙好きの読者の方々なら、こんな想像をしたことのある方も少なくないのでは。月は毎年数cmずつ地球から離れているので、現実ではまず地球に落ちることはありえません。しかし「Universe Sandbox 2」ならそれも簡単に試せます。

ゲーム内容をおおまかに説明すると、画面は宇宙空間で、プレイヤーが全能の神になったかのように宇宙の星々を自由に操り、作り、そして壊して遊べるというもの。



初期画面。太陽系の星々が公転する様子をシミュレートしています。


Universe Sandbox 2は、星の軌道だけでなく、その星の気候までも再現します。例えば、恒星からの距離などに応じた表面温度。自転速度、鉄や水といった惑星を形成する物質の組成などもシミュレートしています。そして、それらパラメーターは任意の値にいじることもできます。



たとえば地球を火星の軌道に配置すると、太陽から受けるエネルギー量が減るために表面全体が凍結状態に。地表温度はマイナス65度とまさに凍てつく寒さです。


こんどは逆に、地球を太陽のすぐそばに配置してみました。すると、地表の岩石は真っ赤に溶けたどろどろの状態になります。表面温度はなんと1300度。


また別の操作では、星の位置や軌道を操作して、星どうしを衝突させたりもできます。月を2つ地球に落下させてみると...


当然ですが、とんでもないことに。まさにこの世の終わり状態になってしまいました。



配置できるのは惑星だけではありません。

例えば太陽系の外縁に、オリオン座の青色超巨星、リゲルを配置すると...


太陽とリゲル、2つの恒星に照らされて、地球から夜がなくなりました。リゲルが発した熱で、海もすべて蒸発してしまっています。


一方こちらは、太陽系にやはりオリオン座の赤色超巨星ベテルギウスを配置した様子。ベテルギウスがいかに巨大かがひと目でわかります。


恒星のほかにも、太陽系の中にブラックホールを配置することだってできます。

Universe Sandbox 2の魅力は、マウス1つでカンタンに星を操れる操作性の高さ。宇宙シミュレーションというと、操作が難しそうな印象を受けますが、全くそんなことはありません。幼いころから宇宙が好きだったという人なら、時の経過を忘れてしまうほどに夢中になれるはずです。有料で日本語にも非対応という難点はありますが、興味をもたれた方はぜひプレイしてみてはいかがでしょうか。

Universe Sandbox 2は、Windows / Macに対応しており、ゲーム配信プラットフォームのSteamから入手可能。記事執筆時点での価格は2480円です。

ちなみに、Universe Sandbox 2はHTC Viveにも対応しており、専用コントローラを使っての操作も可能です。まさに宇宙空間に浮遊しつつ、そこにある星々を思うがままにあやつる神様の気分に浸れます。

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