9576022原子力規制庁によりますと、6日午前11時すぎ、茨城県にある「大洗研究開発センター」の燃料研究棟で5人の作業員が燃料の貯蔵容器の点検をしていたところ、放射性物質が入った袋が破れ、中から粉末が漏れ出しました。



原子力機構 放射性物質の粉末漏れ 作業員の帽子など汚染


現場は放射性物質による汚染のおそれがある放射線管理区域で、当時、5人の作業員は防護服を着て顔を半分覆う半面マスクを着けていて、帽子や服から放射性物質による汚染が確認されたということです。

また、5人のうち3人の鼻の中から最大24ベクレルの放射性物質が確認されたということで、原子力機構が詳しい被ばく量を評価しています。




現場の「燃料研究棟」はプルトニウムを燃料に使う高速増殖炉用の新型燃料の研究開発などを行う施設で、規制庁によりますと漏れた放射性物質は室内にとどまり、外部への放射性物質による影響はないということです。
















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