米アップルは5日(日本時間)、「Siri」を搭載する新型スマートスピーカー「HomePod」を発表しました。
HomePodは、「Amazon Echo」や「Google Home」と同様に、バーチャルアシスタントを搭載するスマートスピーカー。
また、アップルの提供する音楽配信サービス「Apple Music」にも完全に対応しており、自身の作成したライブラリはすべて再生可能となるほか、Siriに命じて、楽曲の検索なども行うことが可能となります。
プロセッサには、専用に設計された「A8」プロセッサを搭載。6基の内蔵マイクアレイにより、たとえ音楽の再生中であっても、ユーザーからの指示は精確に認識可能とされています。
さらに、HomePodは、自身の設置された空間の広さを認識。搭載されている1基のウーファーと7基のツイーターを駆使し、自律的にその空間に最も適した音楽再生を実現させるとのこと。
そのほか、他の競合製品と同様に、バーチャルアシスタント機能を利用して、ニュースや天気情報の検索からリマインダーの設定まで、様々な操作を実行させることも可能となります。
なお、HomePodは米国、英国およびオーストラリアの3ヶ国にて、2017年12月中に発売され、その他の市場へは、2018年より順次投入される予定。価格は、349ドル(約3万9000円)が予告されています。
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