米アップルは5日(現地時間)、新型10.5インチおよび12.9インチ「iPad Pro」を、正式に発表しました。
新型12.9インチモデルは、前世代モデルからのマイナーチェンジモデルとなりますが、一方の新型10.5インチモデルについては、9.7インチiPad Proからのメジャーチェンジモデルとなります。
両機種ともに、6基のCPUコアと12基のGPUコアから構成される最新プロセッサ「A10X Fusion」を搭載。CPUおよびGPUの処理性能は、それぞれ「A9X」比で30%または40%の改善を果たしているとのこと。
そして、新たに採用されたディスプレイは、従来品よりも広い色域をサポートしており、「HDR」表示にも対応。反射率もより低くなっており、視認性も向上している模様。
さらには、ディスプレイのリフレッシュレートを、バッテリー残量などに応じて最大120Hzまでの間で自動的に変更させる機能「ProMotion」も実装されました。
そのほか、「Apple Pencil」との相性も改善されており、描画遅延は業界最高水準を謳う20ms以下を実現。そして、新たに「iPhone 7」に搭載されているものと同じカメラも搭載されました。
また、将来的に「iOS 11」へのアップデートされた際には、「画面分割表示」機能や、異なるアプリ間での「ドラッグ&ドロップ」機能に加え、macOS風の「Dock」機能も実装される予定です。
なお、バッテリーライフは、前世代モデルから変わることなく「10時間」を公称。ストレージ容量については64GB、256GB、512GBの3モデルが用意されました。
両モデルともに本日より予約販売が開始されており、来週中にも順次出荷される予定。価格については、10.5インチモデルが6万9800円(税別)から、12.9インチモデルは8万6800円(税別)からとなっています。
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