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「人類最後の希望」Amazon Drive無制限プランが米国で終了。日本版はどうなる? - Engadget 日本版

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「人類最後の希望」Amazon Drive無制限プランが米国で終了。日本版はどうなる?

日本におけるプラン変更は未定

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数あるクラウドストレージの中でも「無制限」が圧倒的な特徴だったアマゾンの「Amazon Drive」が、米国で無制限プランを終了することが明らかになり、物議を醸しています。

日本版の無制限サービスは現在も継続中。ただし、いつまで続くでしょうか。アマゾンジャパンによれば、現時点で日本版について「プラン変更の有無は未定」とのこと。

しかしこれまでの傾向から、いずれは米国と似たような仕様に切り替わるのではないか、という不安があります。


■米国版は「1TBごと」の料金に変更

Amazon Driveの無制限プランは米国で2015年に開始した後、各国に拡大。日本でも2016年7月に始まりました。特徴は容量が無制限にも関わらず、米国版が年額59.99ドル、日本でも年額1万3800円(税別)という圧倒的な安さを実現したことです。

アマゾン、容量無制限のオンラインストレージを年1万3800円で国内提供開始、3か月間は無料 (2016年7月)

しかしその無制限も、長くは続きませんでした。Amazon.comの説明 によれば、プランは100GBから30TBまでの段階制に変更。料金は1TBで59.99ドルになり、それ以降は1TBごとに59.99ドルを加算。

10TBでは年額599.90ドルが必要となっており、1TB以上使っていたユーザーにとっては大幅な値上げになります。 米国で新たに公開された料金プランの表。1TBごとに59.99ドルが加算されていく。


​​​​​他社との比較では、米国版のGoogleドライブで10TBを契約すると年額1199.88ドルという計算になり、まだまだアマゾンのほうが安価です。

とはいえ、これまで無制限と考えて使ってきたユーザーにとってインパクトは非常に大きいといえます。

米国ではすでに新プランに移行しており、年間契約の次の更新時から適用になります。一方、日本や英国ではまだ無制限プランが継続しており、3ヶ月の無料体験も提供されています。
日本版を新規アカウントで試してみたところ、無料体験に登録できそう。

先週、アマゾンの発表を見た筆者の第一印象は、「ついにアマゾンがやられたか」というものでした。たしかに、これまで無制限をうたってきたクラウドストレージを振り返ってみると、そこには死屍累々。直近では2015年にあのマイクロソフトも、OneDriveの無制限プランを断念しています。

もちろん、いくら無制限とはいっても、データセンターの面積やサーバーの台数は有限であることから、数学的な意味での「無限」でないことは明らかです。しかしアマゾンがストレージを増設していくペースが十分に速ければ、見かけ上のストレージ容量に制限はなくなります。

アマゾンはクラウド業界でも特に規模が大きく、別格の存在です。そういう意味では、もしアマゾンが無制限を実現できないのであれば、ほかの誰も実現できるはずがないという、「人類最後の希望」としての期待がありました。


■すべてをクラウドに置くのが理想とはいえ......

筆者も個人で日本版のAmazon Driveを契約しており、バックアップなどの目的で約4TBの容量を使っています。もし日本で無制限サービスが終了する日が来るのであれば、何らかの対策を考えなければなりません。

ただし、米国でもプライム会員向けに提供されている写真用ストレージサービス「プライムフォト」の無制限は継続しており、写真を中心に使っている人なら大きな影響はなさそうです。

逆に、個人で撮った動画やPCのバックアップデータなどを大量に保管していた場合、アマゾンの値上げを受け入れるべきか、引っ越し先を探すべきか悩ましいところです。

仮に有望な引っ越し先が見つかったとしても、Amazonから移行するユーザーが殺到すればサービスが終了する可能性もあります。

こうしたアマゾンの仕様変更を踏まえても、すべてのデータをクラウドに置くという方向性自体は正しいものだと筆者は考えます。ただ、そのためにはそれ相応の対価を払わなければならないのが現状といえるでしょう。


 
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