スーパーファミコンっぽいコントローラーでNintendo Switchをプレイできる、任天堂ファンにとっては夢のような周辺機器が発表されました。
香港の周辺機器メーカーである8Bitdoは、米国ロサンゼルスで開催されている世界最大のゲームショウ、E3 (Electronic Entertainment Expo)において、Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)でも使えるBluetoothワイヤレスコントローラー「SFC30 Pro」「SNES30 Pro」を展示したと発表しました。
Nintendo Switch、Windows、Android、MacOS、SteamOSに対応。価格と発売時期は現時点ではアナウンスされていません。また、任天堂が正式許諾した品ではありません。
E3 1/3: Introducing the SNES30 Pro and SFC30 Pro. Compatible with Switch, Windows, Android, MacOS and Steam. pic.twitter.com/8x9Xei7bqA
— 8bitdo @ #E32017 (@8bitdo) 2017年6月13日
SFC30 ProとSNES30 Proは、スーパーファミコン及びその海外版Super Nintendo Entertainment Systemのコントローラーと良く似たデザイン。8Bitdoはこれまでにも同様のコンセプトを持つSFC30やSNES30を発売していますが、今回の「~Pro」はスティックとボタンが増えています。
具体的には、左右2本のアナログスティックと、L2・R2というショルダーボタン、そしてコントローラーの下部にNintendo SwitchのキャプチャーボタンとHOMEボタンに対応すると思しき2つの新ボタンが追加されているのが特徴です。
細かな機能については現時点ではまだアナウンスされていません。バリエーション豊かな震動表現を可能とする「HD震動」や、モノの形や動きを読み取るモーションIRカメラ、そしてコントローラー自体の動きがゲームに反映される加速度センサー、ジャイロセンサーといった、Joy-Conの標準機能が搭載されているかは不明です。
Nintendo Switchといえばスーパーファミコンの名作をリバイバルした「聖剣伝説コレクション」や、8~16ビット時代のゲームをリスペクトする「ショベルナイト」「Wonder Boy: The Dragon's Trap」「ブラスターマスター ゼロ」といったインディーゲームが出ています。今回のスーパーファミコン風コントローラーでこうしたゲームを遊ぶのも楽しいのではないでしょうか。