全く新しいスタイルでアーサー王伝説を描く映画『キング・アーサー』。
今回は本作でメガホンを取った、『スナッチ』などの作品でおなじみのガイ・リッチー監督に加え、主人公のアーサーを演じたチャーリー・ハナム(『パシフィック・リム』、『クリムゾン・ピーク』)、そしてジャイモン・フンスー(『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』、『ワイルド・スピード SKY MISSION』)のインタビューをお届けします。
関係者に質問を託す形で実現したインタビューですが、チャーリー・ハナム起用の経緯から、撮影現場でのキャンプの様子など、たくさんお話をしていただきました!
――なぜ今、アーサー王物語を映画化しようと決めたのでしょうか?
ガイ・リッチー(以下、リッチー):自分の限界を超える旅に出て、今の自分よりもっと壮大な人生に値する男へと進化していく。そんな人間を描きたかったんです。
私たちの物語では、アーサーの人生はスラムで生活し、ストリートを走り回り、仲間と一緒に戦い方や法の網をかいくぐる知恵をつけた無法者として始まります。その後、良い意図にしろ悪い意図にしろ、さまざまな人間が彼に近づき、自分のあるべき姿を無理やり押しつけられていき