米カリフォルニア州ロサンゼルスの郊外でサルにも似た未知の大きな生き物が目撃され、話題になっている。
その謎の生物は森の中を動き回っているところに遭遇したという目撃者の動画をきっかけにメディアに取り上げられ、もしや未確認動物のビッグフットでは?との憶測も飛び交っている。
四肢らしきものを駆使し、獣のような動きで樹木の間を移動するミステリアスな黒い影。一方、通報を受けた当局では、住民に重大な被害をもたらす恐れがあるとして注意を呼びかけているという。
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Caught on Video Mystery Creature Spotted Prowling Hills Behind La Crescenta
妙な騒音と視線。異様な気配の森
この動画は、ロサンゼルス郊外ラ・クレセンタの職場に勤務していたジェイク・ガーディナーが撮影したものだ。彼は昼休みに近くの森を散策していたところ、この生物に遭遇したという。
目撃者のジェイクはこの森をよく訪れていた
image credit:youtube
その日、ジェイクがそこを歩いていると、いきなり妙な騒音が聞こえた。しかし、その時は音の正体がつかめず、最初は鳥か何かだろうと思ったそうだ。
だが彼は、その森の中で何かの視線を感じていた。よくこの森を歩いているジェイクは、いつもとは違う妙な気配に不安をおぼえ、正体が気になってスマホで撮影を始めた。
四肢を振り回して動く大きな獣を録画
そして2度目に同じような音がしたとき、彼はサルに似た獣のような生物が木の枝にいるところを目撃した。今度はそれが四肢を振り回して動いているのがはっきりと見えたのだ。
image credit:youtube
しかもそれは、この森ではみられないような大きな生き物だった。
人に重傷を負わせる大きなサルの一種?
この動画は、カリフォルニア州天然資源庁の魚類・野生生物局も目を通しており、この生き物は人々に重大な危険をもたらす恐れがある大きな霊長目の一種である可能性が高いとしている。
大型のサルの一種なのだろうか
image credit:youtube
これらの動物は信じられないほど強いうえに、いともたやすく人の命を奪ったり重傷を負わすこともある。大きなサルの仲間であればおびえて空腹で慣れない環境にあるというのだ。
野放しになった元ペットの可能性も
しかしその一方で、この動物が野生生物愛好家から逃げ出した可能性も視野に入れているという。
局員はエキゾチックアニマルの恐れもあると語る
image credit:youtube
愛好家の中には違法で特殊な動物を輸入する者もいて、動物がいうことをきかなくなって手に負えなくなると手放すケースもあるのだ。
ただし当局はこの未知の動物を確かめるためにこの森に入るのは非常に危険であるとし、万一遭遇した場合は決して目を合わせずに立ち去り連絡するように、と市民に呼びかけている。
ビッグフットとはちょっと違う?
現時点ではこの生物、正体はまだ明らかになっていないようだが、主に降雪の多い地方で目撃され"二足歩行をするゴリラ" に似ているというビッグフット(イェティ、雪男の別称もある)とは少々異なるサル系の生物のようだ。
とはいえ本当に大きなサルの仲間が野放しだとしたら、近隣住民も心穏やかではいられないだろう。もし飼育下にあったのなら慣れない場所にいる動物のほうも気の毒だし、穏便に保護されることを祈るのみだ。
via:express、latimes、youtube・translated D/ edited by parumo
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コメント
1. 匿名処理班
ついにきたか、ビッグフット!
やっぱり存在したんや・・・
2. 匿名処理班
チンパンジーか、テナガザル辺りかな?
3. 匿名処理班
手前の木の葉っぱだよね?
あ、俺なんかイケナイこと言っちゃった?
4. 匿名処理班
いつになってもホント低画質だな
この世全ての低画質カメラが滅びてほしい
5. 匿名処理班
ビッグフット「チンパンジーやろ」(テレビみながら)
6.
7.