ゲッサンにて連載中の島本和彦「アオイホノオ」通算105回目です。
矢野健太郎先輩が新連載を始めたヤングジャンプに自分と同じ新人で雁屋哲が原作を手掛ける作品がある事に気がついた焔。
だが、その井上紀良の圧倒的な画力に参考にするどころか打ちのめされてしまう。
こんな漫画なら雁屋先生も満足するが、自分には刺客を差し向けられてしまうと妄想する焔。
担当から雑誌に載せる4色カラーのイラストを依頼され、そのテキトーな対応に愕然となった焔だったのだが…!?
いよいよ新連載に向けて動き出した焔。
まずはキャラクターをどうするか考える焔だが、池上遼一スタイルは無理であり、今後熱を出して倒れるケースも考え、一番自分の描きやすい絵柄を選択する事に。
その一方で真面目な絵でストーリー漫画を描いた事がなく、そもそもが無理だとも感じる焔。
当時の編集部の意向がどうだったのかは分かりませんが、もしかすると原作者と組ませる事で彼に足りない部分を学ばせようという意図があったのかも知れません。
描きやすさからサイボーグ009の様な片目が隠れているキャラを主人公にしようと考える焔。
80年代、ちょい昔のヒーロー漫画が再注目されTVアニメ化や再掲載されている事に注目した焔だが、それを描いている先生方はむしろ漫画表現の革新方向に常に挑んでおり、ヒーローをじっくりとドラマに落とし込むというよりはそれを足掛かりに新しい表現があみ出され様としているのだという。
その為、漫画から生み出されたキャラクターの戦いやドラマを普通に楽しむには漫画そのものよりも映像化したものの方がハードルが低いと感じた焔。
ストーリー漫画と呼ばれるヒーローものは意外とストーリーにはこだわってはいないと感じていたらしい。
『そこで、今回この雁屋先生の…一話からガッチリ面白い原作ストーリーをもとに…』
『俺が尊敬するが故に、比較的楽に描けそうなストーリー漫画風絵柄で…』
『「昔から読みたかった漫画」を描く…という方向でどうだ!?』
難しいことから逃げるのではなく、まるで画期的なものごとに挑戦しているかの様に思考する焔。
逃げているはずなのに気が付けば挑戦していると自分を褒めたたえる焔ですけど、要はいつも通りって事ですし、別にそんな難しい理由は必要ないんじゃないのかな?(笑)
無理に背伸びはせず、今までやってきた描き方で行く事を決意した焔。
なかなかめんどくさい焔ですが、そういう理由付けが必要なくらい初の連載にプレッシャーを感じていたのかも知れません。
行く先々でノートを広げ、原作をネームにする作業を続けた焔。
そのネームを友人たちに見てもらう事にしたらしい焔ですけど、「初号試読」なんて言葉があるの?(笑)
その試読でみんなにボロクソに言われてしまった焔。
それぞれが漫画にうるさい人たちですし、ある意味編集に近い意見をもらうには最適だとも言えます。
「なんでこんな仕事うけたん?」
「先走ったなあ…でも金貰えんならええやん?」
ついには仕事そのものにケチを付け始めた高橋たち。
「漫画にするとこんなもんやて ページ数少ないししゃーないよ」
そんな中にあって擁護発言が目立ったきっちゃんですけど、焔とは一緒に上京して持ち込みもしたくらいですし、彼の苦労を一番理解しているのかも知れません。
原作は面白いと認めながらも辛辣な意見を口にする仲間たち。
これまで描いて来たギャグ漫画は面白かったが、「正直コレは全然オモロない」のだという。
「世に出ている原作付き漫画もホンマはもっとオモロいものがあるんやろなー」
「ボクは逆に漫画家がオモロくしてんのやと思てたけどな」
漫画家の実力不足まで言われてしまった焔ですけど、新人の身では厳しいものがあるのは確かです。
焔が前に作ったアニメ「未来への使者」もしょーもなかったと言う仲間たち。
ギャグがないと全然アカンと言われた焔ですけど、それが最大の売りなら原作付きは彼の最大の武器を奪う事になります。
焔を全然知らない人が読めば結構コレでも行けるのではと言われ、津田洋美に見せた焔。
だが、漫画に詳しくない彼女もこれは受け入れられなかったらしい。
オリジナルの原作文章を読んでいる為か、焔がちゃんと描いていないとまで感じた津田さん。
さすがにショックを受けた焔だが、そう言われる事は自分でも分かっていたらしい。
『俺にはわかる…ギャグとギャグをつないでタイミングをつくってきた俺が…ギャグのない漫画を描くと全然リズムがつかめんのだ!!』
ギャグがないとタイミングがつかめないと自覚する焔。
かつて高橋留美子の漫画でタイミングの重要性を説いた焔ですけど、ギャグに特化していた為にストーリー漫画のタイミングは全く勉強していなかったのかも知れません。
ここを是非読んで欲しいという読ませるポイントがつくれていないと自覚する焔。
そんなものは誰に見せても面白くないのだという。
『どうする…自信がない!!』
『こんなとこトンコさんがいれば!!』
トンコさんの姿を追ってタイエーを訪れた焔。
もう彼女はいない事を理解し、たまにレコードを買いにくる時以外、タイエーには二度と来ないと考える焔ですけど、史実ではすぐに上京する訳で、大阪のタイエーはさらに遠い存在になるハズです。
『ホノオくんアホになって~』
トンコさんの言葉を噛みしめ、それだけは忘れてはならないと考える焔。
これまで彼の精神的支柱だったトンコさんですけど、もう二度出て来ないとなると少し寂しいですね。
自分に出来る事と出来ない事をノートにまとめた焔。
「劇画調の人物はヘタ」
「きちんとした背景もヘタ」
「乗り物やメカもヘタ」
「マジメな絵で間がもたせられない」
「マジメな漫画のタイミングがわからい」
出来ない事を次々に挙げてへこむ焔ですけど、出来ない事だらけですでに2本も雑誌に載ったのは逆にスゴイのでは?
「ギャグは自信がある」
「くだらない発想は自信がある」
「パロディー漫画には自信がある」
「デフォルメされたゴム人形のような絵には自信がある」
「ゴム人形のアクションなら描ける」
逆に出来る事を羅列し、熱くなった焔。
正に初期島本和彦の特徴そのものですけど、それが開花したのが初のサンデー短期集中連載「ほとんどヒーロー」だったのかも知れません。
頭を巡らせ、それで描けばいいと考えた焔。
原作をベースにしてそのパロディー漫画を得意なギャグ入りで描くのだという。
読者は原作を知らないから初めて読む人は雁屋哲がこういう話を書いたと考えてくれると予想する焔。
『それでいいではないか!!おそらく読者はだませる!』
『だませないのは雁屋先生だけ…』
不安要素を一つ抱えた焔ですけど、この決断は新人にしてはかなり大胆な気がします。
そこでここからギャグ入りネームが10ページ続くのですが、これは新規に描いたものなのでしょうか?
実際にコミックスになっているものとはかなり違うのですが、もし当時のものを使ったとするとかなり保管が行き届いている気がします。
描いたものを目にして、本当にこれでいいのかと悩む焔。
だが、自分にはこのやり方しか出来ず、面白くもなんともないものを描いて叱られるよりは「アホかふざけるな」と怒られる方を選ぶのだという。
その一方で、雁屋先生には本気で怒られるかも知れないと予感する焔。
『ここは大阪で東京から遠いが故に…』
『雁屋先生の骨のパンチもここまで届かない!飛んではこない!』
何と、まさかの理由で大阪在住を喜んだ焔。
もしかしたら三上さんが代わりにパンチを受けるかも知れないと考える焔ですけど、そうなったら三上さんが哀れ過ぎます(笑)。
それも編集の仕事のひとつだという事にしなければ全てが怖くて身動きが出来なくなると理解する焔。
かくして担当に全責任を押し付けて自由にネームを切り出した焔ですけど、少し前に原作は変えてもいいと三上さんから言質を取っていなければここまで自由には出来なかったのかも知れません。
そんな衝撃のデビュー連載となった訳ですけど、これを編集部がどう解釈するのかは楽しみですね。
「本当に雁屋先生がこんなのを書いたのか?」「いやこの新人勝手に直してんじゃないの?」とか色々意見が出て来ると思いますけど、それでこの新人のギャグ能力の高さが認められる事になり、月刊連載を続けながらの週刊短期集中連載という展開になってくるのかも知れません。
それとやっぱり気になる雁屋先生ですけど、最初の1話目でどんな反応をするのか、骨のパンチが何処に向かうのかは楽しみなところですね(笑)。
公式サイト:俺は燃えてなどいない!~漫画家島本かず彦のブログ~
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仮にもプロとしての連載原稿のために、その薀蓄と理論武装をフル活用してる今回は、ちょっと重みが違うかもしれないですね。原作者が背後に控えてるので通常の3倍重いかも
雁屋先生の初登場回あたりでは、こっからどうしてギャグ改変なんて大胆なことしたんだろう、という雰囲気でしたが。なるほどギャグしか描けないから…
…何周も回って一番当たり前の理由に落ち着くあたりが島本先生w
それはそれとして、アオイホノオもいよいよラストに向かってる感じがするのは私だけでしょうか
プロデビューに挑んでいる今回辺りはまだセーフですが、プロとしてこなれてくるとそれは「吼えろペン」と被ってくるわけで…
果たしてどこまでがアオイの範疇になっているのか。