ハードは薄利でコンテンツでもうける、Kindleと同じビジネスモデル。
DMMやドン・キホーテが発売したりと最近何かと話題の格安TVですが、5月中旬に発表されたAmazon(アマゾン)の格安TVも忘れてはいけません。残念ながら現状日本では未発売なのですが、今回は米Gizmodoの記者Adam Clark Estes氏が「Amazon Fire TV Edition」をレビューしました。
かつて4KTVは高嶺(値)の花でしたが、そんな時代が今急速に終わりつつあります。その証拠のひとつが、Amazonが発表した低価格TV、メーカーはElement(地域によってはWestinghouseブランド)です。Amazonが新たに打ち出したTVは、TV単体で見てもそれなりに高機能なだけでなく、AmazonのFire TVの機能も入っています。高画質でゲームがしたいだけのためにいちいち大枚はたいてられない、そんな人にとってはぴったりです。
昨今ありとあらゆるものを飲み込もうとするかに見えるAmazonがお手頃TVを売り出したのは、驚きではありません。そこにはFire TVも、Amazon Echoの頭脳であるAlexaも入っていて、ユーザーにAmazonのコンテンツをなるべくたくさん買わせるように作られてます。それこそこのAmazonによる格安TVの最大の特徴ですが、Amazon Prime愛用ユーザーにとっては特徴というより特「長」です。
Elementの「Amazon Fire TV Edition」(以下Amazon TVと言います)には、2017年のTVに求められる基本機能はすべて入ってます。つまり画質は4Kで、Wi-FiとBluetooth接続ができます。
TVのスペック(この記事文末にまとめておきますが)には別に興味ないという人がAmazon TVについて知っておくべきことは、それが安くて、4Kで、直下型のLEDを使っているということです。「直下型」というのは、液晶に画面の裏からLED