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万年筆について語ってく てんこもり。


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万年筆について語ってく

1: 名無しさん 2015/12/19(土)04:42:39 ID:kZD

歴10年ちょいのアマちゃんやけど語らせてもらうやで


3: 名無しさん 2015/12/19(土)04:51:10 ID:kZD
モンブラン
元々はドイツの筆記具メーカー。最近(特にスカイウォーカーを出した辺り)からはブランド力に力を入れ始め、時計やアクセサリーを展開。万年筆自体の質が疎かになる。
ちなみにオールドモンブラン(1950~70後半まで)の146、149は文句のつけようがないくらい素晴らしい出来だが、エンド部がコルクの為劣化が激しく、リペア能力のない人が持つのはほぼ不可能。
ちなみにワイは1958年の149を持っているが、エンドにコルクの代わりに真鍮にエアキャップを巻いたものを入れてる。これでペン本体のバランスは52:48くらいに納めた。やや前傾のフォルムが力を入れずに書かせてくれる為、至極の一品になる。 

1
 


5: 名無しさん 2015/12/19(土)04:58:44 ID:kZD
モンブランのインクに関して

ケースがハイヒール型になっているが、すごく実用的で扱いやすい。踵にインクを溜めることが出来る為、残量が少なくなったときは便利。
インクそのものは墨黒より少し薄めではあるが気にならない。
PHが少し酸性に傾いているのはドイツ製ならではのご愛敬。ペン先が酸化される懸念もあるが、実は少し酸性に振れるほうが長持ちはする。粘度は高め。乾きにくいゾ。
 
4: 名無しさん 2015/12/19(土)04:53:30

高い方が書きやすいんかねぇ


6: 名無しさん 2015/12/19(土)04:59:45 ID:kZD

>>4物によるとしかいえない。


13: 名無しさん 2015/12/19(土)05:58:02

万年筆ってボールペンとは書き心地違うの?


22: 名無しさん 2015/12/19(土)06:41:18 ID:kZD
>>13全くもって別物やで
ボールペンはボールを押してインクを出す機構、万年筆は毛細管現象でインクを出す機構や。
全く筆圧要らずで書けるで


14: 名無しさん 2015/12/19(土)06:14:42 ID:kZD

ペリカン
ご存知スーベレーンシリーズは大好評のペリカン。その他万年筆でラインマーカー代わりになるトラディショナルシリーズも人気だが、スーベレーン400以降ではないと正直他に劣る。
中でも1000は圧倒の重量+18Kゴールドトリムのペン先により本当に力を入れずに文字を書くことが出来る。ちなみにワイは長年愛用してた。
最近、天冠が金属からプラスチックになり、質は落ちた感じはするが、この天冠のプラスチックはペンハウス内のスリップの役割を持つことがワイの研究から判明した。
ただ、スリップ機能に関しては国産大手3社の右に出る企業はなく、やはりもう少し改善が必要だろう。
2
 

16: 名無しさん 2015/12/19(土)06:24:37 ID:kZD
ペリカンのインクについて
粘度は良くも悪くもない。純正の黒は少し幅が狭く、薄目のアタッチを感じさせる。PHに関してはアルカリ性に振られている。
しかし、ブルーブラック使用者には少し生け簀かない部分もある。何故ならば、ペリカン純正のブルーブラックには酸化銅が入っており、恐ろしく酸性に振られているのだ。
インクの保存倉庫が5年前よりドイツ国内→オーストリアに変わってしまった。そのことにより、少しインクのノリが悪くなりました。改善要。
ただ、エーデルシュタインという独自ブランドのカラーインクは恐ろしく質がいい。万年筆マニアの中でもあまり知られていない事実ではあるが、評価はうなぎ登りだ。
 
15: 名無しさん 2015/12/19(土)06:16:16

ワイはパーカー


18: 名無しさん 2015/12/19(土)06:36:10 ID:kZD

>>15
パーカー

英国皇位御用達のパーカーは持ち前のブランド力で幅広い層に愛されている。皇太子の公式文書は全てパーカーであることは周知の事実。
矢の造形が美しいクリップは、繊細であるも儚い万年筆という個体を見事に表現している。
ただ、肝心の書き味に関してはクソクソアンクソ。重厚なキャップはペンバランスを崩し、スリップ機能などないに等しい。
おまけにさざ波のように揺れ動くペン芯に全くもって容量の足りない吸入機構やスイングの物足りなさを感じる尻軸。
しかし、見た目にそそのかされて中身はスッカスカのリア充や、頭より先にケツの出るビッチなんかにはピッタリだろう。
歴史もありビジュアルも素晴らしく、書き味はウンコなのがパーカーの良さである。
3
 


17: 名無しさん 2015/12/19(土)06:36:08

おっ、ぜったい良スレやんけ


19: 名無しさん 2015/12/19(土)06:37:43

と思ったけど、ちょいちょい入る解りにくい専門用語みたいなのが不親切な気がするなぁ、もったいねぇなぁ


52: 名無しさん 2015/12/20(日)03:54:52 ID:GK2

>>19
ペン先→ペンの先端の金属部。金ペンと言われるものは18金や21金、14金で出来ており、スチール製のものは鉄ペンと言われる。もちろん金のほうがしなりは良く、より柔らかい書き味が楽しめる。
先端にはイリジウムという合金のイリドスミンという物質が使われており、ここが無くなると紙の上と万年筆の隙間に摩擦が得られるようになり、ペンがうまく滑らず書けなくなる。


23: 名無しさん 2015/12/19(土)06:59:51

昔、セーラーのくっそ安いのを使ってたで
細くてカートリッジ交換する奴
安かったけど使いやすくて長年愛用してたわ


28: 名無しさん 2015/12/19(土)07:42:09 ID:kZD

>>23でセーラーが出たからセーラー語るで
セーラー
広島で生まれた日本三大メーカーの一つ。セーラーの特徴の一つとして特殊ペン先というものがあり、秀逸以外の何者でもない。
セーラーの特徴として上げられるのはその書きやすさ。上の質問でも出てたが、ビギナーが手にする一本としてプロフィットはなかなかのもの。
ただ残念なのがキャップがすごくプラッチーなこと。それを除けば、14Kのペン先は初心者が調整するのにも耐えうる耐久性を持ち、イリジウムの減りも大したことない。
値段も一万弱とお値打ちであり、かなり幅が広いペンと言えよう。
5
 

31: 名無しさん 2015/12/19(土)07:49:25 ID:kZD
セーラーのインクについて
セーラーを語るにはまずインクといっていいほど、セーラーのインクは幅が広い。
中でも推したいのは墨黒というジェントルインク。これはあらゆるメーカーの担当者、書籍が語るように最も黒に近い黒インクなのだ。
その他にも個人商店としてオリジナルインクを出品している企業があるが、これは全てといっていいほどセーラーのインクがベースとなっている。
その裏にはセーラーが開発資金を提供し、売上マージンをもぎ取っているという背景があるが、それはまた別のお話。
 
27: 名無しさん 2015/12/19(土)07:40:23

エーデルシュタインすこ

33: 名無しさん 2015/12/19(土)08:01:26 ID:kZD
>>27
ワイのほうがエーデルシュタインすこ
 

32: 名無しさん 2015/12/19(土)07:56:33

ボールペンでええやんと思ってしまうワイはこのスレに居ても得られるもんないやろか


33: 名無しさん 2015/12/19(土)08:01:26 ID:kZD
>>32確かにボールペンのほうが実用的なんやけどな。万年筆って手入れとか調整とか面倒やし人には合う合わんがあるしな。
興味あれば万年筆の世界にカモンしてくれればええやで


34: 名無しさん 2015/12/19(土)08:02:55

ワイ、無印の万年筆とパイロットのコクーン使用
無印のは欧州規格のカートリッジが使えるからエルバンのインク試す用になってるンゴ
コクーンは色雫の山葡萄使ってるやで


35: 名無しさん 2015/12/19(土)08:17:28
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