スマートフォンを触らず机の隅に放っておいただけでもメールやSNSの通知が次々と飛び込んできて仕事や勉強が手につかない……という経験をしたことがある人も多いと思いますが、最新の研究では、例え電源が入っていなくても「スマートフォンがそこにあるだけ」で人間の脳の処理能力が消費され、仕事や勉強のパフォーマンスを低下させる影響があることが明らかになってきています。
Brain Drain: The Mere Presence of One’s Own Smartphone Reduces Available Cognitive Capacity: Journal of the Association for Consumer Research: Vol 2, No 2
http://www.journals.uchicago.edu/doi/abs/10.1086/691462
The mere presence of your smartphone reduces brain power, study shows
https://medicalxpress.com/news/2017-06-mere-presence-smartphone-brain-power.html?utm_source=tabs&utm_medium=link&utm_campaign=story-tabs
テキサス大学オースティン校のビジネススクールである「マコームズ・スクール・オブ・ビジネス」のエイドリアン・ワード教授らの研究チームは、800人のスマートフォンユーザーを対象に、例え実際に使用していなくてもスマートフォンが身の近くにあるだけでどのような影響を与えるのかを調査する実験を行いました。
実験の1つでは、研究チームは深く集中しないとクリアできない課題を参加者に与え、脳の認知能力がどれほど発揮されているかを確かめています。実験の前には、参加者の中からランダムに選んだ人に対して、スマートフォンを机の上に画面を下にして置く、ポケットに入れる、バッグに入れる、または隣の部屋に置いておく、のいずれかの指示を与えました。また、全ての参加者に対して、スマートフォンをサイレントモードに設定しておくよう指示が行われたとのこと。
その状態で課題に取り組ませたところ、スマートフォンを隣の部屋に置いたグループが最もよい結果を示し、机の上にスマートフォンを置かせたグループが最も悪い結果を残したとのこと。また、ポケットに入れさせたグループとバッグに入れさせたグループは、隣の部屋に置かせたグループよりもやや低い結果を残しています。
研究チームはこの結果から、例え全力で取り組まなければならない課題が与えられていたとしても、自分の近辺にスマートフォンがあるほど意識がそちらに引っ張られ、脳の認知能力の一部が消費されてしまうことが明らかになったと言う見方を示しています。ワード教授は「結果からは、スマートフォンがその存在に気付きやすい位置にあればあるほど、被験者の脳の認知能力が減少することを示す、リニアな傾向があることがわかりました。たとえ、意識的な部分でスマートフォンのことを考えていないとしても、頭の中にある『何かを考えないようにしなければいけない』という脳のプロセスが、脳の認知能力の一部を消費してしまうのです。これは『ブレイン・ドレイン』(脳資源の流出)です」と語っています。
また、同チームが実施した別の実験では、被験者が自分で「スマートフォンに依存している」と考えていることが認知能力にどれほどの影響を与えているのかが調査されています。この調査では、前述の際と同じように参加者に対して課題に取り組ませており、ランダムに「机の上に画面を上にして置く」「ポケットかバッグの中にしまう」「別の部屋に置く」という指示が与えられており、さらに何人かの被験者には「電源をオフにする」という指示も与えられたとのこと。
この実験からは、「自分はスマホ依存症である」と思っている人はそれほど依存が強くないと考えている人に比べて悪い結果を残したことが明らかになっているのですが、その結果が現れたのは、こちらも机の上かポケットまたはバッグの中に置いておかせた場合だけだったとのこと。さらに、ワード教授らは、スマートフォン本体の電源がオンであるかオフであるか、また、机の上で上向きなのか下向きなのかという違いは、結果に大きな違いがなかったことを発見しています。最も大きく作用したのは、スマートフォンが目の前に置かれていたり、すぐに手の届く範囲に保管されているということを知っているときであり、「スマートフォンのことを考えないでおこう」と脳が無意識で考えることが、脳の能力の一部を消費してしまっていることが浮き彫りになっています。
ワード教授は「参加者の意識が散漫になってしまったのは、スマートフォンに通知が届いたからではありません。スマートフォンがただそこにある、それだけで人の認知能力は低下してしまうのです」と語っています。
http://gigazine.net/news/20170628-smartphone-presence-reduce-brain-power/
くだらん
スマホだろうが時計だろうが札束だろうが
目の前によけいな物があれば気が散る
>>3
そういうことだよな
スマホ以外のものでも検証して
何が一番気が散るかランク付けしないと
たぶんエロい写真がトップだろうけど
>>3
無意識の内にって書いてあるんだけど
日本語読めないクソバカばっかりになったね2ちゃんって
>>1
歩きながらスマホ弄るほどの中毒者にのみ適用される病気です
もう治りません
階段でも弄ってるわ
改札口前でも弄ってるわしかも手前で止まってさらに弄る回し始めるわ
満員電車内でもなんとしても弄る事に執着して
動こうともせずぎゅう詰めの元凶と化してるわ
もう手に負えん
ずっと家に引きこもっててくれ邪魔
スマホにはすごい魔力があるもんなあ。
歩いていても恋人や友人と会ってる時でも見てしまうようなすごい吸引力w
家族とのお出かけや食事なんてもはやスマホよりも完全に下。
みんなで別々に黙ってひたすらスマホ見てる。
面白い研究だな。
さすがアメリカ。
研究課題が面白い。
着眼点がユニーク。
電磁波的なことかと思ったけど気持ちの問題か
重症な人ならともかく何であれ気が散る要因なんてこの世にゴマンとあるのだから
それを気にするより気にしなくてすむような集中力を身につける方がずっと合理的
日本人だと顕著かもな
スマホゲームをやってるやつが多過ぎ
言い換えれば2chがそこにあるだけで
スマホに縛られてる人多いな
誰からもメールも電話もLINEも来ないから、関係ない。
>>20
メールもラインもしてなくてもゲームや動画サイトに張り付いてるのとか
チャットなんかで遊んでるのとか色々いるからなあ。
いつでもどこでも手軽に即出来るから中毒性も半端ないんだろうね。
むしろメールやラインじゃなくてところかまわず電話してくるジジイをなんとかすべき
あいつらが生産性落としてる
昭和の作業効率より平成の今の方が競争力落ちているの?
座禅瞑想が効くだろうな
窓から投げ捨てろ
脳のデフォルトモードネットワーク(DMN)の話やね
マインドフルネスの継続がDMNの構造を変えるという研究結果があるそうだ
スマホにはゲーム、音楽、動画、通販、SNS、エロ、、、現代の娯楽がつまりまくってるからなぁ。
そう考えると机にスマホを置くっていうことは、物凄い量のおもちゃを目の前に並べられてることと同じようなもんなのかもね。
スマホだけが集中力下がるなんて話してないのに
スマホ以外でも集中できないとか切れてるスマホ中毒患者で草
意識持ってかれるものすべてがそうだって話やぞ
物に集中力を奪われる気のある人は断捨離を徹底した方がいいと思う