人工知能が生成した、悪夢というよりフローラルな夢。
ディープラーニングと聞くと、まず思い浮かぶのが悪夢のような画像を生成するアレですが、中には悪夢とは程遠い画像を生成するものもあります。トップの画像は、アーティストのChris Rodley(クリス・ロドリー)さんがディープラーニングのアルゴリズムを使って生成した、恐竜と花の絵画とを合体させた画像。ポスターにでもなりそうな作品です。
ロドリーさんがディープラーニングをいじってアートを生成したのはこれが初めてではありません。以前は、ドイツのエバーハルト・カール大学テュービンゲンのチームが開発したアルゴリズムのウェブサイトDeepart.ioを使って、トランプ大統領の家族写真とマペットのキャラクターたちとを融合させた、それこそ悪夢のような作品を作ったことがあります。
Google(グーグル)の人工知能「Deep Dream」とは異なり、Deepart.ioは画家の作風の特徴を他のイメージに適用します。見てそれとわかるディテールや特徴を保持して、目標とするイメージを再構築するのに使うのです。
ロドリーさんがこのアルゴリズムで生成した中でも、トップ画像の花恐竜(拡大)はおそらく最もすばらしい例ですが、果物と野菜の静物画を恐竜と合体させたものも