幻のRT機「Surface Mini」とされる写真や仕様が流出。発売数週前にキャンセルされた不遇のタブレット
いつか、ARM版Windows 10が動く後継機を見たい
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2014年にお蔵入りにされた8インチのWindowsタブレット機「Surface Mini」の実機と思われる写真が流出しています。このタブレットはSurfaceシリーズの父パノス・パナイがそれこそ半端ない情熱を注いて開発していたものの、マイクロソフトCEOサティア・ナデラと当時ビジネス部門をと知りきっていたVPスティーブン・エロップによってプロジェクト中止になったと言われます。
Windows Centralが入手したとされる流出写真からは形状やホームボタンの配置などが確認でき、Surface Pro 3との共通点も感じられるデザインとなっています。入出力ポートはストレージ拡張のためのmicroSDカードスロットから充電、OTG用MicroUSB、ヘッドホン端子などが見て取れます。背面にはもちろんキックスタンドもあり、そこにはペン用の収納も用意されていました。
OSはWindows RTがインストール用意されており、8インチ1440 x 1080解像度のディスプレイにSnapdragon 800、1GB RAM、Adreno 330といった構成になっています。
おそらく、このままの格好で発売されたとしてもWindows RT搭載という点が逆にユーザーから敬遠された可能性は大いにあります。ただ、コンパクトなフルスペックWindows搭載のSurfaceだったら一定の需要も見込めそう。
マイクロソフトからはこの先しばらくはこのような小さいSurfaceタブレット製品が世に出る可能性は低いかもしれませんが、ARMベースのWindows 10の開発も進行中です。時期が来れば、ふたたびミニサイズのSurfaceが企画されることもあるかもしれません。
[Images : Windows Central]