2017年6月29日は、Apple(アップル)の初代iPhoneが発売されてから10周年でした。当時の米Gizmodo編集長Brian Lam(ブライアン・ラム)が2007年7月に行なった初代iPhone徹底レビューをお届けします。
※テキストは2007年当時の原文のまま翻訳しています
信者もアンチもお待たせです! iPhoneを使った10日間1万3500ワードのマラソンレビュー完了しました。近しい友達に薦めるかと言われたら答えはずばり、「今は待て」です。
以下に詳しく見ていきましょう。
待てって何を?
バージョン2.0発売まで待てって言ってるんじゃないです。1.1を買うにしても、ソフトウェアのアップデートを待ってからにしたほうがいいよという意味です。初めてプレイボーイ買った中学生みたいにiPhoneいじり回してる自分が言うのもなんですけどね。携帯の未来形。スティーブ・ジョブズとAppleの自信作。2010年にはすごいことになってるんだろうなーとは思いますが、それはそれとして初代モデルは現在形で評価しなければならないので。
各所で報じられているように、iPhoneのマルチタッチUI、ブラウザ、iPod機能は全部パンツ入れて寝てしまう完成度ですが、そのハネムーンが一段落着くと機能性で物足りなさも出てきて、ついついNokia(ノキア)やHelio(ヘリオ)だったらGPSもYouTube動画アップロードもアレもコレもできるのになと思ってしまうんですよね。でもそれはv2.0でおいおい対応すればいいことです。
僕が問題にしているのはそれ以外のことです。
もったいぶらずに不満を述べよ
600ドル払ったのに、iPhoneは50ドルの携帯でもできることができないってことですよ。MMS。ビデオ録画。カスタムのリングトーン。大容量ストレージ。ステレオ音声ストリーミングのBluetooth。運転中のハンズフリー通話。連絡先共有。インスタントメッセージ。SMSを複数の人に同時に送ることすらできません。
ラム、どうでもいいことの粗探しはやめよ
まあ、どれもとるにたらないことですが、ちり