ヴィンテージコンソールがコレクターから愛される理由はいくつかある。
たとえばそれは純粋なノスタルジア。ファミコンが人生で最高のゲーム機だと思う者もいれば、その象徴的デザインやコントローラがどうしようもなく魂を揺さぶるという者もいる。しかしあえて実用的な魅力を挙げるとするならば、それはその
頑強さだ。
実際問題、古いカートリッジベースのマシンは、最近のディスクベースのマシンに比べると、ずっとひどい仕打ちに耐えることができるであろう。
もし、その証拠が知りたいと思うなら、次の動画をご覧頂きたい。
それは米国ケンタッキー州の納屋で発見されたという
腐ったNESコンソール(海外ファミコン)である。
そのNESは誰もがサジを投げるレベルで、ほこり、ゴミ、汚れ、サビ、昆虫に覆われてた。修理に挑んだのは日本のレトロゲーム専門家Luke Morse氏。
彼はひたすらコンソールやカートリッジを分解し、それらを取り除く作業に何時間も費やした。
途中、ひとまずカートリッジの動作チェックを行ったところ、カートリッジは正常に動くことが確認できたが、コンソールのほうは困難を極めたようだ。
彼は部品ひとつひとつをピックアップし、適切な処置をほどこしていった。動画ではその過程が丁寧に解説されている。
そしていよいよ、最終動作チェックの瞬間がやってきた。はたしてゴミ同然だったこの『Zelda II The Adventure of Link』は正常に動くだろうか……
内容的にやや汚いものが映るので、そういう類が苦手な方や、食事中の方などは
閲覧に注意して頂きたい。
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Extreme NES Repairs: NES And Games Found Rotting In Barn For 20 Years "Barntendo"(youtube)
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結果はご覧の通り。
その腕前は、まさにエクストリーム修理であった。
この動画から学んだこと。
それは、もし納屋からゴミ同然のヴィンテージコンソールが出て来たとしても、捨てるべきではないということ。少なくとも“望み”は取っておくべきでしょう。
SOUCE:
Random: NES Found "Rotting" In Kentucky Barn For Decades Is Resurrected(NintendoLife)
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