英語、難しいですよね。
Galaxy S8/S8+とともに華々しくデビューした、Samsung(サムスン)の人工知能を利用したボイスアシスタント「Bixby」。将来的には現在開発中といわれるSamsungのスマートスピーカー「Vega」に搭載されるかも〜と楽しみな同機能ですが、どうやら英語対応へのつまづきからBixby内のボイス機能の英語版リリースに遅れが出ているそうです。
ボイス機能とは、いわゆるSiriやGoogleアシスタントのような会話ベースの音声アシスタント機能のことで、当初はS8の発売に合わせてリリースを目指しておりました。一時は6月下旬までの延期と報じられていたのですが、今回のニュースでさらに遅れが生じております。現在、Bixbyのボイス機能を使うことができるのは韓国語のみで、日本語にもまだ対応しておりません。
さてThe Korea Heraldの報道によれば、Bixbyの英語バージョンのリリースの遅れはディープ・ラーニング(深層学習)のデータ不足によるもの。Samsungの担当者は同紙に「Bixbyの他言語バージョンの開発は思っていたよりも時間がかかっている。その主な理由は、ビッグデータの不足のためだ」と語っています。
Galaxy S8の端末自体の評価は非常に高いのですが、現時点ではS8に搭載された専用のBixbyボタンは(英語圏で利用するならば)あまり使いみちがありません。このボタンは長押ししながら話すことで、ボイス機能が使えるという便利なボタンなのですが…。
そうそう、先日Galaxy Note 7が改良品の「Galaxy Note Fan Edition」として先日復活しました。このGalaxy Note Fan EditionでもBixbyが搭載されたのですが、現時点の販売国はBixbyのフル機能が利用できる韓国国内だけです。
Samsungは、公式にBixbyの英語版ボイス機能のリリース日を明かしていません。