アニメ版「蟲師」などで知られるアニメ制作会社の「アートランド」が倒産。

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●負債総額は約2億9800万円

アニメ制作会社の「アートランド」が6月30日までに実質的に
事業を停止し、倒産したことが帝国データバンクの情報による判明しました。



アートランドは1978年に有限会社アートランドとして設立され、
その後2006年にマーベラスエンターテイメントの子会社になり株式会社へ、
2010年に株式会社アニメーションスタジオ・アートランドとなりました。


人気作品も多く手掛け、テレビや劇場用アニメーションの作画のほか
予算やスケジュール、外注などの管理も受託し、
2013年11月期の年収入高は約2億6000万円を計上していました。

しかし、 2016年12月期の年収入高は約2100万円にとどまり、
約1億9300万円の債務超過に陥っていたとのこと。
負債は、2016年12月期末時点で約2億9800万円にのぼる。


アートランドが手掛けた作品としては「ギャグマンガ日和」「蟲師」
「家庭教師ヒットマンREBORN!」「探偵オペラ ミルキィホームズ」
（J.C.STAFF共同制作）、アニメ版「閃乱カグラ 」、
最近の作品では「sin 七つの大罪」(ティー・エヌ・ケー共同制作)など。

さかのぼればOVAの「メガゾーン23」の制作も行っていました。


歴史のあるスタジオの一つでしたが、
「sin 七つの大罪」放送中にもかかわらず倒産ということに。


■関連リンク
帝国データバンク