【ガヴドロ】サターニャ「ガヴリールに下痢になる薬を飲ませてやるわ!!」
- 2017年07月08日 23:40
- SS、ガヴリールドロップアウト
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サターニャ「今日はよく私の家に来てくれたわね。さぁ、お菓子よ召し上がって」
ガヴ「うん」モグモグ
サターニャ「美味しい?」
ガヴ「美味しい」
サターニャ「ほら、ジュースよ。飲んで」
ガヴ「あ! あそこ!!」
サターニャ「え? どうしたの?」
スッスッ
ガヴ「ゴキブリがいた」
サターニャ「え!? 気を付けてたのに!?」
ガヴ「出たものは仕方がないだろ。それより乾杯して、サターニャもお菓子食べろよ」
サターニャ「そうね! 乾杯!!」ゴクゴクゴク
ガヴ「乾杯!」ゴクゴクゴク
ガヴ「また誘ってくれよ」
サターニャ「ふふふ」
ガヴ「ん?」
サターニャ「ふわあっはっはっはっは! 引っかかったわね、ガヴリール」
ガヴ「今度は何にだよ」
サターニャ「ジュースにね、魔界通販で買った特別な薬を入れておいたの」
ガヴ「ジュース?」
サターニャ「下痢って言うと薬を飲んだガヴリールは急に便意が押し寄せてきて下痢になるのよ!!」
ガヴ「へぇ…………。今下痢って言ったのに下痢にならなかったな」
サターニャ「そう……。うぅ! お腹痛い。もしかして…………」ギュルルルル
ガヴ「そのまさかだ。早くトイレ行ってこい」
サターニャ「うわあああああああ!!!!!!!」ドタドタドタ
ガヴ「サターニャが私だけお菓子パーティーに誘うなんておかしいと思ったんだよ。それで、薬混ぜられているの警戒して、ジュースをサターニャの気をそらしている時に取りかえたわけ」
サターニャ「あの、ゴキブリがいるって言った時!?」
ガヴ「そうだ。それにしてもサターニャ、私にその薬飲ませて何する気だったんだ?」
サターニャ「それは下痢にして……。下痢にするのよ」
ガヴ「深くは考えてなかったようだな。もし、先生に怒られているときに使ったり」
サターニャ「ひぃ!」
ガヴ「組体操で下にいる時に使ったり」
サターニャ「ひゃあ!」
ガヴ「誰かがトイレに入っていて、トイレが使えない時に使ったりとか考えなかったのか?」
サターニャ「そんな事考えるわけないでしょ!! この悪魔!!」
ガヴ「おや? 私にそんな口きいていいのか? またあの言葉行っちゃうぞ」
サターニャ「やめて下さい、ガヴリール様。何でもします、何でもしますので」
ガヴ「へぇ、何でもするのか。それなら……」
ヴィーネ「サターニャ、ガヴのそばに立ってどうしたの?」
サターニャ「いつでもガヴリールの命令を聞けるようにそばに立ってるのよ」
ヴィーネ「どういうこと?」
ガヴ「昨日、サターニャが私に変な薬飲ませようとしたから逆に飲ませてやってんだよ。それで」
サターニャ「ガヴリールが下痢って言ったら下痢になっちゃうのよ」
ガヴ「ヴィーネ、耳貸して」
ヴィーネ「なに?」
ガヴ「(実は、いつも通り特に悪い事しないみたいだったから、そばに立たせてるだけで何も命令する気はないんだよ)」
ヴィーネ「(ガヴもいいとこあるのね)」
サターニャ「何? 何なの? いったい私になに命令する気なの?」
ガヴ「後で素敵な命令してやるから楽しみしておけよ」
サターニャ「うぅ~~。何なのよ!! やめてぇえええええええ!!!!」
ガヴ「うるさいから、このバッテンの付いたマスク付けろ」
ガヴ「どうする、サターニャ?」
サターニャ「…………」クビフリフリ
ガヴ「駄目だそうだな」
ラフィ「そんな事言わずにサターニャさん、何かさせて下さいよっ!」
サターニャ「…………」クビフリフリフリフリ
ガヴ「分かったよ、そうだな……。サターニャ、マスク取ってタプリスとブラックジャックしてこい」
サターニャ「ブラックジャックのルール分からないわよ!!」
ガヴ「なら、UNOは?」
サターニャ「UNOなら……昔一回だけ修学旅行でやった事あるけど……ルール忘れた」
ガヴ「トランプで何か出来るゲームはないのか?」
サターニャ「ババ抜き」
ガヴ「ババ抜きだけか?」
サターニャ「ごめんなさい! 言わないで!!! 嫌あああああぁぁぁぁ!!!」
ガヴ「うるさいな。またマスク付けさせるぞ。とにかくババ抜きでいいからタプリスとしてこい」
ガヴ『前見てなかったから楽しみだ』
ラフィ『わくわく』
タプリス「今回は前のような事にならないようにマスクをしてきたのですっ!!」
サターニャ「そんなもので私を誤魔化せると思ってるの!?」シュ
タプリス「今度は負けませんっ!」シュ
ガヴ『残り三枚か』
タプリス「ババはどちらでしょうか? こっち、それともこっちでしょうか?」シュコー
サターニャ「ふふふ。どっちかしらね」
タプリス「ぬぬぬぬぬ……」ドス
(タプリスとサターニャのおでこがぶつかる)
サターニャ「うわぁ!」ガシャン
(おでこがぶつかった拍子にタプリスがサターニャに覆いかぶさる)
タプリス「うぅ~~痛いです。すいません、胡桃沢先輩。大丈夫ですか?」
サターニャ「もう、気を付けなさいよ」
タプリス「…………」ジー
サターニャ「じっと見つめてどうしたのよ!?」
タプリス「いえ、胡桃沢先輩の顔が綺麗だなと思いまして」
ラフィ『お、これは』
ガヴ『意外な展開だな』
タプリス「あのう、キスしてもいいですか?」
サターニャ「いいわけないでしょ!!」
タプリス「すぐ終わりますから! ほんの一瞬ですから!!」
サターニャ「駄目駄目駄目!!」
タプリス「いいじゃないですか、胡桃沢先輩だって初めてではないんですよね。弟さんとよくしてるって白羽先輩から聞きましたよ」
サターニャ「家族とするのは別じゃない!!」
タプリス「私は天真先輩が好きですが、そうです!! 天真先輩、いるんですよね!! 私とキスしてください!!」
ガヴ『げ! あいつ気付いてたのか!? ラフィエル、逃げるぞ!! あれ、ラフィエル? ラフィエル!』
ガラガラガラ
タプリス「やっぱりいたんですね、天真先輩」
ガヴ「やめるんだ、タプリス。サターニャ、助けて!!」
タプリス「そうはさせません。神足通」ピュン
タプリス「ここなら誰にも邪魔させませんね」
ガヴ「嫌だ! 私はまだ未体験なんだぞ!!!」
タプリス「大丈夫ですよ、私もです。そしてセカンドキスは胡桃沢先輩です」
ガヴ「逃げるぞ! 神足通」ピュン
タプリス「天真先輩……。ノーパンになるなんて天真先輩も口では嫌がっていてもノリノリなんじゃないですか」
ガヴ「違う……これは神足通に失敗しただけなんだ。やめてくれタプリス!!」
タプリス「まずはマスクを外して」パカ
ガヴ「やめろ!!」
タプリス「キスしてる間、天真先輩は雲の数でも数えていてくださいね」
ガヴ「嫌ーー!!!!!!!!!」
タプリス「楽しかったですね」
ガヴ「……」ピクピク
タプリス「さぁ、次は胡桃沢先輩です」
サターニャ「やめて……嫌」ガクブル
タプリス「……」ニヤ
ガヴ「サターニャはいいよな。私なんか舌入れられたんだぞ」
サターニャ「これから、どうする?」
ガヴ「家に帰っていいぞ。どうせ何か命令する気なんてなかったし」
サターニャ「家に帰っても下痢って言わないでよ」
ガヴ「分かってる。薬の効果は明日までだったよな、それからサターニャ本当の自由だ」
サターニャ「ガヴリール、紅茶クッキー作ってきたの。食べて」
ガヴ「何も入ってないだろうな」
サターニャ「入ってるわけないでしょ!!」
ガヴ「いただく」モグモグ
サターニャ「どう?」
ガヴ「うん、紅茶の風味を丁度良く出してるな。美味い」
サターニャ「でしょ」ブリブリブリ
まち子「!?」
ヴィーネ「!?」
ラフィ「!?」
サターニャ「え!?」
ヴィーネ「ガヴ駄目!!」
ガヴ「危ない!!」
サターニャ「あ……あああ」ブルブル
まち子「胡桃沢さん、漏らしたの?」
サターニャ「あ……」ポロポロ
ラフィ「あ、私どうしてサターニャさんが漏らしたのか分かってしまいました!」
サターニャ「なんで?」
ラフィ「ガヴちゃんは『紅茶の風味を丁度良く出してるな』と言いました」
サターニャ「それがどうしたのよ?」
ラフィ「『ちょうどよくだしてるな』、『ちょうどよ(くだしてる)な』、『ちょうどよ(下してる)な』、下してると言っているんですっ!!」
サターニャ「下痢だけじゃなかったわけ!? 下してるも駄目なの!!」
まち子「胡桃沢さん、ここは私達が拭いておくから、トイレに行ってきて」
ヴィーネ「こんな時のためにサターニャのパンツを持って来て良かったわ。後で取り換えてあげるからね」
ガヴ「サターニャ、何一人でべらべら話してんだ?」
サターニャ「何でもないのよっ!! なんでも……」
ガヴ「今日は五人でサターニャの家で遊ぶんだぞ。早く帰れよ」
サターニャ「ねぇ、ガヴリール」
ガヴ「何だよ。ほら、早く帰るぞ」
サターニャ「私達ずっと友達よね?」
ガヴ「何言ってんだ」
サターニャ「……」ゴクリ
ガヴ「そんなの当然だろ」
完
元スレ
【ガヴドロ】サターニャ「ガヴリールに下痢になる薬を飲ませてやるわ!!」
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