お探しのものはこれ(場所・モノ・食べ物・人物)ですか?
方向音痴な僕にとって、スマホに入っていて本当にありがたい機能が「地図」です。住所を調べれば地点を表示して、近道かどうかはさておき、表示されるルート通りに歩みを進めれば、ひとまず目的地までは到達できます。
それまで案内板を見ては進行方向に合わせて頭を傾けていたのだと考えると、素晴らしい時代ですね。加えて、最近は乗換案内機能やタクシー配車など、地図アプリは利用できる交通機関を交えた検索結果も提示してくれるなど、人の行動に即した機能が追加されています。
この流れからすると今後の地図サービスは、行動分析によって「検索者が何を求めているのか?」と、考える力が強化されていくのではないでしょうか?
たとえば、平日昼間に「アイスクリーム」と調べると、最寄りのアイス屋さんが第一候補。これが週末前になると、優先順位が変わって、軽井沢のおいしいアイスクリーム屋さんが第一候補に現れて、週末のレジャーが決まるなどはどうでしょう。もちろん「現在地周囲のアイスクリームはこちら」と、近場もフォローされると良いですね。
この結果は、「検索者がドライブ好きである」「関東在住である」「週末には出かけることが多い」「スイーツ店によく行く」といった、日頃の行動分析が蓄積されていることが前提。そんな情報は与えてない? いやいや、すでにこのような分析はスマホを持って暮らしているだけで、Google様がバッチリと抑えている情報です。
Googleマップでは「タイムライン」という機能で、スマホ利用者の行動ログをほぼすべて確認できます。もちろん、事前に許可していないとだめですし、自分