372 名前:おさかなくわえた名無しさん[] 投稿日:02/05/12(日) 04:34 ID:R77yARDE
私が中学に入ったばかりの頃、親に新しい自転車を買ってもらいました。
夏の暑い日の午前中、母に「自転車でホームセンター(歩いて30分)まで行って
OOOを買ってきてよ(たしか鳥のえさ)」
と言われて自転車でホームセンターまで買い物に行きました。
行きはよかったんですが帰り道、暑いのと朝ごはんを食べていなかったので
途中でひどい貧血になり、家まであと1Kの場所の木の影に自転車を置いて
座り込んで動けなくなってしまいました。

すると5分くらい経った時、見知らぬおじいさんが私の所に来て
「どうしたの?暑いから気分でも悪くなっちゃったか?」と笑顔で話かけてきてくれました。
農家の人っぽい格好だったので、たぶん地元のおじいちゃん。
そしておじいさんは自転車に書いてある名前を確認すると
「あぁ、OOさんとこの娘さんかい?」と私と一緒に休んでくれて、
その後自転車を押して家まで送ってくれました。
帰り「涼しくして休むといいよ」と言ってくれた言葉が忘れられません。
吐き気もしていて、話もできる状態になく、きちんとお礼もできなかったので
親におじいさんのことを言うと
「う~ん、誰だろうねぇ、お礼しようにもこの辺は農家のおじいさんたくさんいらっしゃるから」と分からないまま。
今から15年前のことです。
その時のおじいさんありがとうございました!

車の中で彼氏が「あの、ちょっと相談が…」って言うから何事かと思った