ハッブルの逆を行く…?!
昔懐かしのゲームボーイ用アクセサリー、任天堂「ポケットカメラ」。128×112ピクセルで2ビットの白黒画像という画質の粗さゆえに、よく見ないと被写体が何だかわからないなんてこともありました。
でも、コントラストをはっきりさせれば昔ながらのモノクロ写真のような良いショットが撮ることだってできます。そこに気づいた天文学の学生Alex Pietrowさんは、179年前の望遠鏡の先端にゲームボーイのポケットカメラをつけて月を撮影することに。
米Gizmodoに「特に古いテクノロジーで遊ぶのが好きなんです」とメールで教えてくれたPietrowさん。ツアーガイドとして勤務するライデン天文台に入る機会がごまんとあった彼いわく「こういったおかしなことにアンティークの望遠鏡を使えるのも特権の1つ」とのこと。
冗談ではなくそれを有言実行しちゃったPietrowさんは、ポケットカメラの画像をPCに保存する方法を見つけて(Pietrowさんによれば、それ自体が試練だったそう)から、ゲームボーイアドバンスSPとポケットカメラ、天体写真家のためのスマホ用マウント、そして1838年製の6インチのフラウンホーファー望遠鏡を装着したカメラリグを組み立てました。
「ちゃんとしたカメラでなら何度も天体写真を撮ったことがあるので、何ができるかという大まかなアイデアはあったけど、このカメラの2ビットという特徴が素晴らしい挑戦となったんで