バレきたか

No.366 脱落
煽り：チョウライの選択！最初に脱落するのは！

チョウライ　「よろしい　クリムを呼んでくれ　他は全員　別室で待機するように」
　　　　　　「私も銃を持たせてもらうよ　それでいいね?」
クラ　　　　「はい　」
全員移動する中、チョウライの前に短銃が置かれる
クリムはチョウライと似た服装で同じ髪型

　　　　　　
クラ　　　　「念獣とは　ホイコウロウ一族の元祖の念能力と　継承戦に参加する王子それぞれの　念が合わさってできたと考えられます」
　　　　　　「いったんできた念獣はご自身でも操縦不可　その行動は念獣自身の性質で決まります」
　　　　　　「それは　先祖由来の性質と　王子自身に由来する性質とで形成されます」
　　　　　　「先祖由来の　共通する性質としては　王子自身を守るということ　おそらくは他の継承候補者を攻撃すること　」
　　　　　　「そこに各王子の特色が加わります」
　　　　　　「チョウライ様の背後には　車輪のような形をし　周囲をフレアのようなものがおおっています」「中心にクロスと長方形の眼、口が配置され　我々を監視していますが」
　　　　　　「敵意、圧迫感は感じられません」
チョウライ　「ほう」念獣の説明に興味を抱いた風にうなずく　クリムの表情もわずかに反応する

クラ
　　　　　　「我々の警護人に起きた事件は　すでにお聞きだとおもいます」
　　　　　　「二種類の攻撃が見られました」
　　　　　　「ひとつは　体中の血を吸い取るもの　もう一つは　他者を操り　他人を攻撃するというもの」
　　　　　　「いずれも念能力者もしくは念獣を想定しなければ行けない攻撃方法です」
　　　　　　「ひとつの念獣に二種類の攻撃方法が備わるという可能性は　まず除外してよろしいかと」
　　　　　　「そこで疑問がわきます」
　　　　　　「継承戦の事を考えれば　直接王子を攻撃するのが理にかなっています」
　　　　　　「ところが攻撃は二つとも　警護人に対してであった」
　　　　　　「王子の念獣に先祖由来の共通部分があることを考えれば」
　　　　　　「継承候補者自体を攻撃できない　という性質を仮定するのは　決して不自然ではありません」
　　　　　　「つまり　念獣は　敵対する王子自体は攻撃できない　能力を発揮するのは　王子の護衛者達にたいして」
　　　　　　「攻撃に関してはこの様な特徴が伺えます」

過去のコマ　先週の国王の念獣説明部分が使われる

クラ　　　　「次に　守備に関してです」
　　　　　　「先ほど私はチョウライ王子の念獣の外観を述べましたが」
　　　　　　「ところがワブル王子についているはずの念獣を　いまだ視認していません」
　　　　　　「その気配は感じるのですが」
　　　　　　「性格が形成される以前の年齢であるため」
　　　　　　「いまだ未完成の状態であるのかもしれません」
　　　　　　「あるいはこのままの状態で王子を守護してるのかも・・・」
過去のコマ（王子の周囲に黒い煙のようなものが立ち上る場面）がクラの背後に使用される

　　　　　　「先ほど　我々は第一王子の配下との間で　」
　　　　　　「トラブルを抱えました」「そこでさまざまな選択肢から　ベストを選ばなければいけない時」
電話を受けるシマノのコマ
クラ　　　　（そう　ただでさえ低い生存率が　さらに低くなる危機）
　　　　　　「いくつもの僥倖に恵まれて　最善を選択しました」
　　　　　　（恐らく強化系のビルが残ったこと）
　　　　　　（侍女の唯一の生存者がシマノであること）
　　　　　　（これまで全く自分を出さなかったシマノが）
　　　　　　（崖っ縁で　無謀とも思える　命令違反、強硬手段をとったこと）
過去のコマ　（シマノがクラを見返す場面　背後に黒い霧）
　　　　　　「断言はできませんが　ワブル王子の念獣が　その決定に関わっている可能性を感じました」

チョウライ　「ふむ　　　　」
　　　　　　「攻撃に関しては　　実際にそちらの警護人に死者も多く出ているので」
　　　　　　「肯ずけるが」
　　　　　　「守備に関しては　ただ運が良いだけと　言い換えることもできそうだな」
クラ　　　　「おっしゃる通りです」
　　　　　　「それぞれの念獣自身には　共通部分があるため」
　　　　　　「互いに正面からぶつかることは　できないと考えられます」
　　　　　　「守備に於いても　攻撃においても」
　　　　　　「どちらにしても　搦め手を使ってくる　それが一番の特徴でしょう」


　　　　　　「継承戦を勝ち抜くには　単純な武力だけではなく　念獣の性質を理解した上で」
　　　　　　「最も優れた動きをすることが大事かと考えます」
　　　　　　「そのための近道は　先代の継承戦の覇者であられる　」
　　　　　　「王の分析がよろしいかと」
　　　　　　「前回の継承戦の詳細が情報として残っているとは期待できません」
　　　　　　「だが　それを勝ち抜いた王の　性質（やり方）は」
　　　　　　「これまでの王国の活動　　他国との交渉、紛争の解決方法、国内の統治方法などから」
　　　　　　「推測できるはずです」
　　　　　　「私自身は王の足跡について　詳しくはありませんが」
　　　　　　「決して武力に頼る方ではないと伺っております」
　　　　　　「手練手管を用い　対象国のみならず　その周辺の国に働きかけ」
　　　　　　「一時的に利を手放したように見えても　長期の視点からみると　得を取っている」
　　　　　　「そのような方だと聞いています」

チョウライ　（確かに　　父上は　ベンジャミンのような　直情型ではなく）
　　　　　　（外国との交渉でも　搦め手を得意とされる）
　　　　　　（そもそも今回の　暗黒大陸出発も　一歩間違えれば　国際的非難を浴びる筈だったのが）
　　　　　　（いつの間にか　V6への格上げ、開拓者の栄誉　まで手に入れている）
　　　　　　「ふむ　いろいろと　不思議な話だが　理解できない部分もないではない」
　　　　　　「単純な武力のみでは　勝敗は決しないということかな」

クラ　　　　「そこに至る道筋は彎曲的ですが」
　　　　　　「最終的、決定的な切り札として重要です」　　
　　
チョウライ　「序盤戦では　戦力の削り合いが行われ」
　　　　　　「疲弊した物から脱落するということか」
震えるオイト王妃　
　　　　　　「ところで　君の目には　我々の守備力はどう映るね」

クラ　　　　「・・・・」
チョウライ　「気にせず　忌憚ない意見を頼むよ　」
クラ　　　　（念能力者のいない布陣は　飛車角抜きの将棋と同じ）
　　　　　　（ベンジャミンの部下は　おそらく全員が念能力者　）
　　　　　　（非念能力者が　それを　排除するには　　　）
チョウライに策を授けるクラ　話の内容は不明
チョウライ　　「うむ　なかなかに有用な話し合いであった　もちろん君たちにとっても非常に益があるよ」
オイト　　　　「お招きいただきありがとうございます」
そして部屋に戻る一行

そのままの姿勢（後ろ手に直立不動）で待つバビマイナとビル、シマノ　　
マオールからの電話があったことを告げるビル
その後、マオールの来室、会談、王子間の協定の成立　　が言葉、説明抜きで　絵のみでの描写

ビル　　（この男　本当に大したものだ　これほど戦力を削られながらも　上位王子二人と協定を結び）
　　　　（絶望の中に光明を見出した）
　　　　（この後は　守備に専念すれば継承戦終盤までの　道筋が見えてきた　　）

オイト　　「クラピカ　　本当にありがとう　おかげで、、、　クラピカ　?　　」
既にこと切れていたクラピカ　
どうやら”絶対時間”の制限時間が来たようだ　　無念の脱落！！！！

オイト　　「イルカ！　目標はバビマイナよ！！！」
死後の念で強大となった念がバビマイナを襲う　強化された念は　バビマイナの自由を奪った！！！
　　　　　「これで良し、、、と　バビマイナ、あなたツェリードニヒに連絡を取って！！！」

クラピカの緋の目と引き換えに　ツェリードニヒと協定を結ぶオイト
第一王子を逆監視　第3～5王子とは協定を結ぶ
最下位王子が　いつの間にか　ダークホースに！！！

なんで最後投げやりになるん？

どこでイってんの？

最後までがんばれよ

わりと継承戦面白くなっててワロタ　誰が勝つのかねー