『月刊コンプエース』連載、「異世界はスマートフォンとともに。」の2巻です。
アニメ放送開始なだけに先月・今月と連続刊行。先月の1巻レビューは下記を参考ください。
異世界はスマートフォンとともに。 1巻 異世界で使う魔法がほぼ無敵すぎるでしょ!
依頼で王都のソードレック子爵に手紙を届けに来た冬夜たち。実は来る途中で一緒になった八重と関係ある人でした。
このエピソード、アニメ2話では丸ごとカットされたのでアニメしか知らない人だと どーでもよくなっちゃいます。けれど八重の剣術が向上する上では重要な意味を持つので決しておろそかにできません。
話が前後しますが、子爵は八重の父親の弟子。その腕前は確かなことから八重と手合わせすることになりました。結果的には八重の敗北。しかも受け止めたハズなのにキめられたことがどうしても腑に落ちません。そこで冬夜のスマホの出番。試合を録画しておいたのです。そこから分かった子爵の剣の秘密。自分の未熟さを知ると共に、冬夜たちと行動を共にすることを決めます。
せっかく王都に来たのだからお買い物をしようというわけで、冬夜は防具を買うことに。ここで役立ったのは1巻(アニメなら2話)で手に入れたオルトリンデ公爵家のメダル。このおかげで貴族ご用達の高級店に入店できました。
そこで買うのがアニメのオープニングでも着ている白いコート。耐刃・耐熱・耐寒・耐撃に加えて非常に高い攻撃魔法に対する防御力があるとのこと。ただしこれだけの逸品だけにリスクが高く、自分が持ってる属性にしか反応しないばかりか、持ってない属性の攻撃には倍のダメージを食らうらしい。
でも全属性を持ってる冬夜には何の問題もない! ってゆーか、冬夜が持ってこそ「最強の防具」でしょ、これは!
その後、戻って八重をギルド登録して正式に冒険者の仲間入り。魔物討伐をする中、終盤になって一大事が発生。国王が毒を盛られたとのことでオルトリンデ公爵と共に王城へ。得意の無属性魔法「リカバリー」を使い国王を助けます。
その際、第一王女のユミナに一目惚れされてしまうのは思わぬ誤算でしょう。しかも原作ではそのまま…いや、この件はやめておこう。アニメではこの段階まで進まないでしょうし。犯人の目星はついてるので最後になって「この中に犯人がいます」として幕。今回もチート能力で好き放題って感じです。
異世界はスマートフォンとともに。 (2) (角川コミックス・エース)
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