9614792今月20日の消印が押された封筒には、3枚の便せんとともに1枚の絵が同封されていた。相模原市緑区の障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者ら45人が殺傷された事件で、殺人罪などで起訴された植松聖被告(27)から神奈川新聞社に送られてきた3通目の手紙だ・・



植松被告から届いた「1枚の絵」


滝登りをするコイと、桜の花びらが舞う図柄。手紙に詳しい説明は記されていないが、まるで入れ墨の下絵のようだ。よく見ると、コイの目だけが青や赤、黄色で色づけられており、胸びれと背びれが傷付いている。


大きな話題となった 「津久井やまゆり園」の事件



植松聖被告から神奈川新聞社に送られてきた絵
555


手紙にはこうあった。

「私は人間性が未熟であり、容姿も歪な為に、人を不快にすることもあるかと思います。せめて少しでも奇麗な絵を描くことで、私の考えをお伝えする助力になれば幸いです」(原文まま)
 
神奈川新聞社が寄稿を依頼した和光大学名誉教授の最首悟さん(社会学)は絵の印象について「彫師の修行をしただけあって端正で整然としている。しかし生気がない。植松青年の内面を表しているかのようだ」と指摘した。
















被告からの手紙“謝罪”なし丁寧な文字身勝手な主張(17/07/26)