いけさんフロムエル : 「パラレルパラダイス」～ワーウルフは旨いぞぉ～！ゲテモノ趣味のリーダーとビーフジャーキーの匂い！！

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週刊ヤングマガジン連載・岡本倫「パラレルパラダイス」第１５回です。

駆けつけて来た陽太の姿を見るや、突然逃げ出してしまったカルたち。
そのカルに襲われて絶命してしまったユウリだが、何とカルは「毒」を出すのだという。
陽太の対カルの性質を知り、カルの生息地域近辺を探索する必要がある時は同行してもらう事を提案したミサキ。
不足している火燐石を取りに行く為、リリアを除いたクインテットと共に出かける事になった陽太だったのだが…！？

街を出て森の中を進む事になった陽太たち。
問題の火燐石は採れる場所がカルの生息地近くだと説明を受けた陽太だが、順調なら夕食までには戻れるのだという。
ついて行くだけで片道で半日、まる１日歩く事になってしまった陽太。
お昼を心配する陽太だが、そんなものは用意しておらず、現地調達が基本らしい。

突然ルーミが剣を抜き、その瞬間まで理解が追いつかなかった陽太。
何と、沼からモンスターが現れた！？
「気をつけて！！陸に上がったギガサンショウウオは目眩ましの毒霧を吐くわ！！」
陽太に注意を促したもも。
「旨そうだな」
それに対して、ミサキが妙な反応を！？

みんなが危機を感じる中、一人だけうっとりしてよだれを流していたミサキ。
まさかの嗜好発覚のミサキですけど、こういうのも肉食女子とか言うのかな？（笑）
そんなミサキですけど、仲間に「ゲテモノ趣味」と言われているところを見ると普通は誰も食べない生物なのかも知れません。

毒霧が噴射され、捕獲を断念したミサキ。
そんなミサキと一緒にギガサンショウウオに追われる事になってしまった陽太だが、相手も陸ではそんなに速く動けないらしい。
何とか振り切ったものの、ミサキと２人だけになってしまった陽太。
目的地は同じだから行けば落ち合えると言うミサキですけど、そこはカルの生息地のハズですし、タイミングが悪ければルーミたちの遺体を見る事になってしまうのかも知れません。

意図せず男嫌いのミサキと２人きりになってしまった陽太。
そんな彼女にクインテットのリーダーなのかと質問した陽太だが、別にリーダーは決まっていないのだが、誰かがまとめなければいけないから自分が動いているのだという。
そんな彼女にみんなが従っている事から人望の厚さを理解する陽太。
逆に陽太の事を聞こうとしたミサキだが、陽太の様なこの星とは違う人間がこの世界には時々やって来るらしい。

何やら陽太の様な境遇の人物が他にもいる様な事を示唆するミサキ。
それが男なら陽太と同じ理由で連れて来られたハズですけど、世界が何も変わっていないという事は嫉妬深い神の前に敗北してしまったのかな？
単にこの世界になじんで決起せずにハーレムを楽しんでいる可能性もありますけど、男女どちらにせよその人物は成人を過ぎても尚生きていたハズです。

陽太の世界の人間の半分は男だと聞き、衝撃を受けたミサキ。
「それは…おぞましい世界だな」
男を前にして「おぞましい」とまで言ったミサキだが、男と一緒にいると今でも不快なのだという。
姉を殺したカルの事が忘れられないらしいミサキ。
相当なトラウマになっているらしいミサキですけど、あるいはその個体に何か特徴があって、見たら姉の仇のカルだと分かったりするのでしょうか？

突然ワーウルフが現れ、食事にする事を提案して来たミサキ。
さすがに動揺を隠し切れない陽太ですけど、これもまたギガサンショウウオと同じく、ルーミたちも食べたりはしない生物なのかも知れません。

モンスターにはそれぞれ弱点があり、ワーウルフなら喉仏だと言うミサキ。
そこを貫けば一瞬で消えるが肉が残らない為、狙うなら心臓か頭なのだという。
それを聞き、躊躇なく喉仏を貫いた陽太。
一瞬で消滅したワーウルフですけど、何やら消え方がゲーム世界であるかの様にも見えます。

清流があるんだから魚でも捕ればいいと主張する陽太に対し、この川にはギガサンショウウオしかいないと言うミサキ。
モンスターを食うのはここでは当然だと言わんばかりのミサキですけど、あるいは死んだ姉にでもゲテモノを食べる事を教えてもらったのでしょうか…？（笑）

「味なら心配するな　私は料理が得意なんだ」
「お前にワーウルフの姿造りをふるなってやる」
ワーウルフを一突きで仕留め、姿造りを提案したミサキ。
それを聞きすかさず喉を貫いて消滅させた陽太だが、ただの司法解剖にしか思えなかったらしい。
「おいしいのに」
「すごくおいしいから…異世界から来たお前にご馳走しようと思ったのに…」
陽太の反応に機嫌が悪くなったミサキ。
そんな反応に食べずにイメージだけで否定したのはまずかったと感じた陽太ですけど、ルーミたちがいたらそんな彼女の意見を真っ向から否定していたのかも知れません。

自分の料理を否定され、表情をしかめたミサキ。
「…悪かったよ　今度ワーウルフが現れたらご馳走してもらう」
「そうか！！なら存分に腕を振るおう！！」
食べると約束した陽太に一転して笑顔になったミサキだが、初めて見た笑顔に陽太も心が揺さぶられる事に。
というより、そんな迂闊な約束して大丈夫なのか？（笑）
みんなの為に無理をしているのかも知れないと、勝手に理解した陽太。
そんな陽太をよそにワーウルフは生で食べるのがいいと主張するミサキですけど、この世界に殺菌の概念はちゃんとあるのかな？
ミサキの食事は何か独特の様ですし、普段から食べて慣れている彼女が旨いと言っている横で腹痛に襲われる可能性もありそうな気がします（笑）。

岩の苔に足を取られ、川に落ちた陽太を引っ張り上げようとしたミサキ。
だが、引き上げる途中で手を放してしまった！？
『いっけね！！忘れてた！！』
何と、唐突に発情してしまったミサキ。
男嫌いで難しいかとも思われたミサキだが、やはりこの世界の女性に例外はいないらしい。

「…まぁいっか　どうせこいつとも交尾しなくちゃいけないんだからな…」
早くもミサキを交尾の対象として捉えた陽太。
「お前の股間から噴き出てる汁　ビーフジャーキーの匂いがするぞ　肉ばっか食ってるからだよ」
そんなミサキにあんまりな事を言う陽太ですけど、これってやはり陽太には欲情の泉の匂いで誰なのか特定出来るのかな？（笑）

男嫌いであるにも関わらず、体が男を求めるという悲劇を味わう事になってしまったミサキ。
陽太としても無理にするとは思えませんし、ミサキの方から求める言葉を待つと思いますけど、その間ミサキの中では葛藤と言う名の猛烈な戦いが繰り広げられ事になるのかも知れません。
その一方で、このまま外でやらかすのかという問題もある訳ですけど、場合によれば誰かに見られる可能性もあります。
ルーミがこの現場に現れたらどんな反応をするのか気になりますけど、ここで見なくても目的地で合流したミサキの首にアザが出来ているのを見たらすぐに分かるハズです。

陽太との行為に待ったなしの状態になったミサキ。
果たしてこのまま素直に陽太を受け入れてしまうのか？
もし受け入れればミサキもルーミのアザの理由を知る事になるハズです。
何やら波乱含みになって来ましたけど、知れば他のクインテットも黙っていないでしょうし、これからどういう展開が待っているのか、次回が楽しみになって来ました。

アニメ公式サイト：極黒のブリュンヒルデ
ウイキペディア：岡本倫／極黒のブリュンヒルデ

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