9619779兵庫県伊丹市の公園で7月29日午後6時ごろ、小学5年の男児(10)がヤマカガシとみられるヘビにかまれ、一時意識不明の重体となった。ヤマカガシとはどのような毒ヘビなのか・・



日本蛇族学術研究所が運営するテーマパーク「ジャパンスネークセンター」(群馬県太田市)の担当者は、

「日本には北海道から九州にかけて8種類のヘビが生息していますが、毒ヘビはヤマカガシとマムシの2種類だけです。
マムシのような攻撃的な性格ではありませんが、体を触ったり、つかんだりするとかみ付いてくることがあります。重症の場合、体のあちこちから出血し、数日後に脳内出血で死亡したケースもあります」と話す。


話題となっている 男児がヤマカガシに噛まれたニュース



ヤマカガシはカエルを主食とし、川や池のそばに多く生息するが、都市部の自然の多い公園でも時折見られるという。かまれた場合の対処法はあるのか。

「かまれたらすぐに患部がはれるマムシと違い、ヤマカガシは血液中に作用し症状が出るのは遅いのが特徴です。

一瞬かまれただけではそれほど症状は出ませんが、数秒以上しっかりかまれると重症化する場合もある。どのヘビにかまれたかわからない時は、すぐに病院に行ったほうがいいでしょう」


ヤマカガシの毒が体内に入ると・・



夏休みに入り子供が自然の場所に行く機会も多くなるが、毒ヘビの見分け方はあるのか。

「ヤマカガシの見た目は地域差があり、関東では赤い斑点があるが、近畿ではくすんだ緑色だったりと素人が見分けるのは難しい。

よく分からないヘビを発見しても、とにかく手を出さないようにしましょう」と同担当者は注意喚起した・・

(source: 東スポWeb - 公園にヤマカガシ 毒ヘビの見分け方と対処法

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