君の名は。美術画集　「物語の舞台の美術背景約220点、美術スタッフのコメント付きで」 : アキバBlog

2017年08月01日

君の名は。美術画集　「物語の舞台の美術背景約220点、美術スタッフのコメント付きで」

「新海誠監督作品君の名は。美術画集」【AA】がアキバでは7月31日に発売になり、裏表紙側は『糸守の豊かな自然、宮水家、宮水神社、御神体、カタワレ時、東京の街並み、立花家、飛騨への道のり…など、物語の舞台の美術背景約220点を、美術スタッフのコメント付きで掲載』になってた。

「新海誠監督作品君の名は。美術画集」【AA】発売

宮水家宮水神社　「糸守に代々続く神社の家系。町を見下ろすように、
石垣の上に建てられた立派な家の構えからは、その風格が感じられる」

東京　「林立する高層ビルと真夜中になっても明かりが途切れることのない繁華街。田舎では決して見ることができない建築物や駅、人々が行き交う道路や歩道橋。そしてそんな都会の中にも、間違いなく人々の“暮らし”は息づいている」

東京　「林立する高層ビルと真夜中になっても明かりが途切れることのない繁華街。
建築物や駅、人々が行き交う道路や歩道橋。
そんな都会の中にも、間違いなく人々の"暮らし"は息づいている」

カタワレ時　「山の向こうに黄金色の太陽が沈み、そして夜の藍色が降りてくるまでの間。その時間を、昔の人は“誰そ彼（黄昏）”と呼んだ。“彼は誰時”とも呼ばれ、また糸守の方言で“カタワレ”とも言う」

カタワレ時　「山の向こうに黄金色の太陽が沈み、そして夜の藍色が降りてくるまでの間。彼は"誰時"とも呼ばれ、また糸守の方言で"カタワレ"とも言う」

COMIC ZIN秋葉原店

とらのあな秋葉原店A

ゲーマーズ本店

「新海誠監督作品君の名は。美術画集」【AA】が、アキバでは7月31日に発売になった（公式発売日は8月2日）。

『君の名は。』は、イントロダクションによると『「秒速5センチメートル」（07年）、「言の葉の庭」（13年）など意欲的な作品を数多く作り出してきた気鋭のアニメーション映画監督・新海誠』、『新海誠監督の待望の新作となる「君の名は。」は、夢の中で"入れ替わる"少年と少女の恋と奇跡の物語。世界の違う二人の隔たりと繋がりから生まれる「距離」のドラマを圧倒的な映像美とスケールで描き出す』で、興行収入250億円を突破（7月26日時点）したという作品。

今回発売になった君の名は。美術画集」【AA】は208ページのボックス入りで（ボックスから出したところ）、劇場アニメ「君の名は。」の美術背景を「オープニング」、「糸守」、「宮水家・宮水神社」、「宮水神社・御神体」、「カタワレ時」、「東京」、「立花家」、「飛騨への道のり」、「エピローグ」という劇中の流れに沿ってコメント付きで収録し、スタッフインタビュー（監督：新海誠氏、美術監督：丹治匠氏、美術監督：馬島亮子氏、美術監督：渡邉丞氏ら）も掲載していて（もくじ）、パッケージ裏面は『新海誠監督作品の大きな魅力のひとつでもある美術背景』になってた。

本書では「君の名は。」に登場した、糸守の豊かな自然、宮水家、宮水神社、御神体、カタワレ時、東京の街並み、立花家、飛騨への道のり……など、物語の舞台の美術背景約220点を、美術スタッフのコメント付きで掲載。新海誠監督をはじめ、美術監督やスタッフのインタビューも収録。
パッケージ裏面

なお、「君の名は。美術画集」【AA】のスタッフインタビューで、監督：新海誠氏は『今回、美術に関して言えば、僕は本当に楽をさせてもらいました。映画の中の空気を観客に伝えることが美術の役割で、美術スタッフはその点で本当に心強かった。～その意味で、こういう撮影処理の入っていない、剥き出しの美術をお客さんに見ていただける機会は、すごく貴重です。ぜひじっくり楽しんでいただければと思います』などを語られている。

「君の名は。美術画集」書籍情報