モバイルユーザーの皆さん、PC持ち歩いていますか?
仕事でも遊びでも、PCがなきゃ、僕たちは何もやる気が起きません。スマートフォンやタブレットも悪くはないけど、やっぱりMacBookやSurfaceの自由さにはかなわないでしょう。
とはいえ、ラップトップPCを納めたバッグを肩にかける気分になれないときもあります。身軽なカッコでフラッと出かけたい。でもPCは手放したくない。そう、ポケットに入るPCが欲しい。...そんなガジェットありますよ!
2017年のはじめに香港lekaicn社が発表した「GPD Pocket」は、UMPC(ウルトラモバイルPC)というカテゴリのPCです。モバイル性を最重視したマシンで、かつてはソニーのVAIO Pや富士通のLifeBook U、さらに昔にはNECのモバイルギアとか、名機とされるUMPCがいくつもありました。
当初、GPD Pocketの日本での展開は未定でしたが、クラウドファンディングのMakuakeで日本展開を支援するプロジェクトがスタート。500万円の目標を大きくオーバーし、1億円近い資金の調達に成功しました。今回、MakuakeからGPD Pocketの実機を借りることができたので、1週間ほど使ってのレビューをお届けします。
どこでもフル機能のOSが使えるという愉悦
1週間ほどのあいだ、自分のデスクを離れるときはだいたいGPD Pocketをお供にしていましたが、フットプリントのコンパクトさは感動的ですらあります。打ち合わせのとき、狭いテーブルの上に紙資料やコップ、スマートフォンがひしめくような状況でも、コイツなら邪魔になりません。
もちろん、7インチくらいのタブレット+ワイヤレスキーボードの組み合わせでも、似たようなことはできるかもしれません。でも、なんだかんだ言ってフル機能のWindowsがいつ