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ソニーとIBMが、330TBの大容量磁気テープを開発。過去の技術に息を吹き込む|ギズモード・ジャパン

ソニーとIBMが、330TBの大容量磁気テープを開発。過去の技術に息を吹き込む
Image: IBM Research via Gizmodo US

いまこそ。

ハードドライブに詰め込めるデータの量はうなぎ登りに増えています。Seagateは昨年末に60TBのSSDなんてのも出していました。でも、膨大な量のデータ保存には、まだまだ「磁気テープ」に勝るものはありません。大容量という理由だけでなく、寿命の理由からも信頼度が高い媒体なのです。

そして今、IBMとソニーにより、1平方インチ(約6.5平方cm)に201ギガビットものデータを保存できる新たなテープが共同開発されました。

ソニーとIBMが、330TBの大容量磁気テープを開発。過去の技術に息を吹き込む 1
Screenshot: ギズモード・ジャパン編集部 via IBM Research/YouTube

そう聞いても、非常に小さなmicroSDカードに256GBも映画や写真、音楽が入っちゃうことを考えるとあんまり凄いことのように思えないかもしれません。でもこのカートリッジにテープを詰め込めば、ハードドライブのスペースよりも小さな空間に330TBものデータを収納できるんです。SSDやハードドライブのように瞬時にデータへアクセスすることはできませんが、「もしものとき」のために手頃な長期のデータ保存が必要な企業にとって、これは価値あるものでしょう。

さまざまな金属の極薄層に小さな磁荷を備えたハードドライブの硬いプラッターとは違い、テープは柔軟性があり、曲がり、スプール(訳注:テープの巻き取り軸部分)に巻き付けることもできなくてはいけません。そのため通常磁気テープは、酸化鉄またはクロム粒子の薄い層で覆われ、機械により磁化/消磁されて個々のビットデータ(つまりデジタル情報のやりとりを可能にする0と1)をつくり出す仕組みになっています。

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