9623712浦和レッズは守備に重心を置いて試合を進め、大宮アルディージャにチャンスらしいチャンスを一度も与えずにいた。実に4月16日のFC東京戦以来、リーグ戦では14試合ぶりとなる無失点試合達成が現実味を帯び出してきた時、目を疑うようなミスからゴールを与えてしまった・・



【浦和】目を疑った「アイコンタクト失敗」。一体どっちが悪い?


66分、ホームチームが自陣の左サイドで得たFK。この日、本来ウイングバックが主戦場であるが、槙野の出場停止もあり左ストッパーで先発していた宇賀神がボールをセットして、中央の遠藤にパスを出す。

ところが、遠藤はボールから目を離していて、このパスに気付かない。その隙に、先に動き出したマルセロ・トスカーナにインターセプトされ、横パスを受けたマテウスにあっさり振り切られ、左足のシュートを叩き込まれてしまったのだ。


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パスの受け手だった遠藤は振り返る。

「ウガくんは『早くリスタートしようとしていた』と言っていたが、自分はゆっくり時間を使って始めればいいと考えていたために起きてしまった。
審判のリスタートの笛と同時にパスが出されたが、そのタイミングでは始まらないだろうと思ってしまい……見ていなかった。もったいなかったです」


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宇賀神は1プレーずつ反省するように語った。

「セットしたあとロングボールばかりになっていたので、僕の意識としては、早めにリスタートして、後ろで一旦しっかりつなごうと……。だから早く切り替えて始めようとした。(遠藤)航のほうを一瞬見て、その時は大丈夫だと思ったけど、出した時には見ていなかった。そこは本当にイージーなミスだった」・・








【公式】ゴール動画:マテウス(大宮)66分 浦和レッズvs大宮アルディージャ