設定を一新し、「アイアンマン」のいるMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)へと合流した若き等身大のマーベル・ヒーローの活躍を描く映画『スパイダーマン:ホームカミング』。今回はその期待の新作でメガホンを取ったジョン・ワッツ監督にインタビュー!
自身の3作目の長編映画にして超大作の監督に抜擢された経緯や、「スパイダーマン」や「バルチャー」の撮影の秘密、参考にしたコミックのエピソードなどなどたくさん語っていただきました!
--今回、『スパイダーマン』という超大作の仕事のオファーはどうやってきたんですか?
ジョン・ワッツ(以下、ワッツ):まず最初に映画『コップ・カー』を気に入ってくれたマーベルのプロデューサーから電話があったんです。それは映画のオファーとかではなく、ただ会って話そうというものでした。
筆者注:『コップ・カー』はジョン・ワッツ監督による2015年の長編映画。家出中の10歳の2人のやんちゃ坊主が荒野でパトカーを発見し、道路を爆走して遊び始めてしまったことをきっかけに、そのパトカーにヤバイものを積んでいた持ち主の悪徳警官に追われてし