iPhoneの新CM公開 残り4割のガラケーユーザーに向けたAppleの本音
そしてケータイ下取り価格が6000円に
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iPhoneの新CM公開 残り4割のガラケーユーザーに向けたAppleの本音
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Appleは'17年8月11日(金)より、日本全国の放送網にてiPhoneの新CMを流します。おもにガラケーユーザーに向けたiPhoneへの機種変を喚起する内容で、もちろん日本独自の展開。すでにYouTubeにて全3本が公開されています。
全国の携帯ユーザーで、ガラケーを使っている人の割合は年々減少傾向にあるとはいえ、2017年現在で依然、4割いるといいます。内閣府の「消費動向調査」によると従来型携帯電話(すなわちガラケー)を使用している率は40代か急に増え、50代以降で過半数を超えています。本当に通話だけでいいという人もなかにはいるかもしれませんが、50~60代の多くはスマホのいろんな機能や話題が気になりつつも、何となく乗り遅れているという感じの人が多いような気がします。
Appleの新CMは、まさにその層に向けた内容となっており、本来多機能なiPhoneをシンプルかつストレートな表現でアピールしています。ガラケーで満足している(つもりの)人物が登場し、その"本音"を語る当人そっくりなマペットとの対話で構成されています。
決断の時▲ビジネスにはガラケーが一番! と思っている会社社長。でも、iPhoneなら......?
朝の準備▲そろそろ小さい文字が見えにくそう(?)なコチラの男性。アラームをセットするのも、iPhoneなら......?
アートなケーキ▲ガラケーで撮った写真も十分に綺麗と思っていたコチラの女性。iPhoneならより綺麗に撮れるだけではなく......?
Appleといえば、かつてはコメディアンを起用しMacとPCの比較CMを世界展開していた時期もありましたが、日本での評判は賛否両論でした(そもそも日本人は比較広告嫌いの質があると思います)。本CMはガラケーを貶める感じは一切なく、ラストの「さあ iPhoneへ」に至るまで、ガラケーを使っている層に向けたメッセージとして慎重かつ大胆に本音を言ってきていると感じました。ウチの親も、これなら理解できそうです。
なお、Appleは8月11日〜9月12日まで、通常1000円で行なっているケータイ(スマホ含む)の下取り価格を6000円にアップします(本気度)。ケータイからのデータ移行やiPhoneのセットアップサポートもあるので、自分の親や、まだガラケーを使っている身近な人にiPhoneを勧めるにはちょうどいいタイミングかもしれませんね。
関連サイト:ケータイからiPhoneへの乗り換え - Apple(日本)
さらにAppleの直営店では、iPhoneを持っている持ってないに関わらず受けられるイベントプログラムもあります。
Photo walkでiPhoneの撮影機能に触れたり、BASICSで基本的な使い方を学ぶことができるので、機種変が不安な方や、もっとiPhoneを使いこなしてみたいといった方は、ぜひ参加されてはいかがでしょうか(無料ですが、予約はマストです!)。
関連サイト:Today at Appleプログラム - Apple(日本)