思い出すだけで目頭が熱くなる『ローガン』から、ヒュー・ジャックマンとダフネ・キーンのデジタルダブル、特殊能力や背景のVFX裏側映像がImage Engineから公開されました。きっと言われないと気づかないレベルのリアルさに驚くことでしょう。
ローガンのアクションVFXダブル映像裏側。
ローラを狙うピアースらと必死のカーチェイス。そして人間のエゴで人工的に生成された哀れな子供たちを守るために薬剤を目一杯投与して最後の戦いに自ら身を投じたローガンのシーンです。実際にヒュー・ジャックマンが演じていたのではなく、スタントマンの演技にジャックマンのデジタルダブルを合わせたもの。
リファレンスとしてのジャックマンとVFXのジャックマンが並べられていますがそっくりすぎて不気味です。もう不気味の谷問題は過去のものなのかな。
続いてローラのアクションシーンVFX裏側。
ローガンと比較するとVFXっぽさが残るダフネ・キーンの顔ですが、ファイナルの絵は違和感なし。アクションシーンなので顔に注意が向かなかったということもありますが、それを考慮しても素晴らしい馴染み具合です。
お次はノースダコタのカナダ国境近くで襲われた子供達が捜索隊を返り討ちにするシーンのVFX。
最後は背景のVFXです。
今や背景はVFXなしには成り立ちません。驚いたのはロードトリップのエデンまでの道すらVFXで作られていたこと。アメリカにはこの手の荒野がたくさんありそうなのに、監督の理想とする背景を探すよりもVFXで再現する方が手っ取り早いということなのでしょうか。
VFXの誕生によって絶滅の危機に瀕しているのはストッ