ポケモンGOスタジアムの会場、横浜スタジアムの様子。







ミュウツーのCPは約5万！とはいえ、レイド戦は20人まで集団で参加できるため、「人口さえいる場所ならば」、ゴリゴリのポケモンマスターチームならずともあっとう言う間に倒せます。

問題はこのあと仮に一般解禁されたとして、人数が集まりにくい地方でどうなるか。

ポケモンGOのコンセプト自体が外に出ること、レイド戦の主眼は他のトレーナーと協力して困難な挑戦に勝つことではありますが、とはいえ人口密集地以外では、せっかく観ることができても手も足も出ず、悲しい思いをする例が多数。

今のところ、人口密集地を基準にした安全対策のためか事前予告もなく、計画や待ち合わせもできません。

(かつての予告では伝説のポケモンのみ「黒いタマゴ」がカウントダウンするはずでしたが、現在は伝説以外もすべてのレイドがカウントなしでいきなり始まります。また、ルギアおよび週替り伝説の鳥ポケモン出現期間に限っては、やたらと伝説レイドの確率が高くなっています)。

ポケモンのコンセプトがそもそもイナカからトカイに出て新しいポケモンと出会うことであるとか、位置情報ゲームなのだから条件を平らにしすぎたら意味がない、といった話は前提としつつ、ゲームとしての調整はまだまだこれから可能性があると信じたいものです。


ポケモンGOスタジアム内に出現しているミュウツーですが、参加にはQRコードの読み込みで認証する必要があります。(位置情報だけをなんとかするチートでは見えないはずですが、アカウント単位の厳密な認証はしていない(と思われる)ため、不正入手もおそらく可能。BANされてください)。

横浜ポケモンGOスタジアム、ミュウツーのレイド戦〜捕獲成功動画。
ボーナス計算なしでゲットチャレンジが始まる点、プレミアボール50個以上、サークルも捕獲容易な緑の点に注目。イベント限定の調整と思われる。ダメージも妙に低すぎ？https://t.co/317Be6BRwO pic.twitter.com/NF5rsgh2vS

— Ittousai🎮EngadgetJP (@Ittousai_ej) 2017年8月14日

スタジアム内では、小刻みな入れ替え制で参加者がミュウツーに挑戦中。人口過密なはずですが、20人ごとのグループに仕分けされるため、どれだけ多人数でも20で割った余りがごく少人数のままになるパターンはあります。

倒せても、そこからのゲットチャレンジは運しだい。

横浜のスタジアムのみの設定と思われますが、ゲットチャレンジ時の白玉(プレミアボール)はなんと50個以上でスタート。通常のレイド戦では表示される、チームごとの貢献度や与ダメージによるボーナス修正画面もスキップされます。

やはり抽選制・参加者限定のイベントとあって、せっかく倒したのに取れない可能性を減らすべく、ユルユルに設定しているようです。サークルもいきなり緑表示(確認せずいきなり金のズリの実を与えた後)。

つまり、倒せさえすれば簡単に捕獲可能です。

スタジアム内には特設ジムが複数用意されていますが、一か所で倒すとすべてがレイド勝利済み扱いになり、乱獲はできない仕組み。これまでのイベントではなかった仕掛です。

シカゴのポケモンGO Fest で通信やサーバの問題が発生せず、予定されていたミステリーチャレンジが実施されていたら、この仕組だったのかもしれません。


参加者以外には非っっ常に気になる「ミュウツーの一般解禁はあるのか？いつから？」については、現在のところ公式見解なし。いましばらく続報をお待ちください。

更新：ポケモンGO、ミュウツーは特別な『EXレイド』で一般解禁。招待状をゲットして挑戦する新システム