V6の坂本昌行くん、長野博くん、井ノ原快彦くんがパーソナリティーを務めるラジオ「V6 Next Generation」(JFN系)8月12日放送回に、佐藤アツヒロくんがゲスト出演しました。

元光GENJIのアツヒロくん。グループでは最年少でしたが、リスナーから「年少組で苦労したこと、よかったことはありますか」との質問が寄せられました。

アツヒロくんは「よかったことはない」と断言しつつ、「今となればまだ基本的に若いっていうかさ、俺22歳で解散してるから」と、解散当時の話を始めます。

光GENJIの解散が1995年の夏で、その年の11月にV6がデビュー。最後のツアーはV6の6人で電車に乗って観に行き、「これからデビューする」と光GENJIに挨拶したそうですが、アツヒロくんは「俺はその時V6が羨ましくて。ここから始まる人がいる、俺は今終わったっていう感じだったから」と明かします。

井ノ原くんが「これから一人でやりたいことがあるとか、そういう風に見えてた」と驚きますが、アツヒロくんは「違うね。終わったと思った」と、率直な思いを語りました。

名古屋レインボーホール(現・日本ガイシホール)での最後のコンサートが終わった後は「どうしようかと思ったよ」というアツヒロくん。

「どうにかして自分の中で答えを出すために、大学卒業して、これから社会人になる気持ちでこれからの人生頑張っていこうっていう整理の付け方をした。22歳の解散辛かったから」と、アツヒロくんにとっては前向きとは言えない解散だったようです。

井ノ原くんからは解散当時のこんなエピソードが。

「みんな光GENJI結構ベテランだと思ってるから、『そっか、解散か』と思ってるけど、中居(正広)くんが『アツヒロのこと考えてんのかよ!』って事務所の人に超キレてたの俺隣で聞いてて。『ふざけんなよ、あいつは10代でデビューしてまだ22歳でいきなりやめるってハシゴ外されてさ、かわいそうじゃねーか』ってめっちゃキレてて。隣で聞いてて感動して」

この中居くんの話はアツヒロくんも最近聞いたといい、「泣きそうになったよ」と話していました。

井ノ原くんは「確かにそうだな。大先輩だけど、俺たちがデビューする時にあっくんが解散して、V6入ったとしても上から三番目の年齢だよ」と思ったそう。

アツヒロくんも「俺もそういう風に思って見るわけ。俺も入れんじゃんって思いながら。俺そこにいてもおかしくねーのに、何で俺終わってんだろうとか思ってた」と、V6のデビューを知った時の気持ちを明かしました。

それを聞いた坂本くんが「もしアツヒロ入ってたら、アツヒロと俺と長野がトニセンで井ノ原がカミセン」と言うと4人は爆笑。井ノ原くんは「俺カミセンって手もあったか〜!」と笑っていました。

光GENJI解散後、アツヒロくんは26歳で劇団☆新感線の舞台に立ちます。ジャニーズのタレントが新感線の舞台に参加するのはアツヒロくんが初めてでした。

「舞台は楽しかった。みんな平等っていうか、スタッフさんも含め物を一緒に作ってる感じがして、『舞台ヤバ!』と思って。人間らしいと思った」と、「これだ!」と感じたというアツヒロくん。

さらに「舞台やった時、役が必ずあるじゃない。役として生きられる新鮮さがすごく良かった。その頃は『終わった人』って思われてたから。それも嫌だったわけ。まだ24、5、6なのにさ、ふざけんなよ!終わってねーよ俺は!何だよ!と思いながら。舞台で毎回新鮮な役をやって、そこで生きられたから、自分の中では舞台がすごく良かった」と、当時抱えていた苦悩と、舞台によって救われたことを明かしました。

この話には、井ノ原くんも「トニセンも舞台で生きるところ見つけた、みたいなとこあるからね」と共感していました。

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