ファーウェイCOO「LTE版MateBookは既に計画中」と明言。MateBook Xがタッチ非対応の理由も語る
ファーウェイ本社で行なわれたインタビューで語りました
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ファーウェイ・コンシューマ部門のCOO(最高執行責任者) Wan Biao氏は8月24日、ファーウェイ本社で日本メディアのインタビューに応じ、ノートPCのMateBookにおいて、LTE通信に対応した「SIMが挿さる」バージョンの発売を計画していると明かしました。
スマートフォンで培った技術をPCに導入するコンセプトのMateBookシリーズですが、最新のMateBook X / MateBook Eを含めて、いまだにLTE通信の搭載には非対応です。
とくにライバルと目されることの多いMicrosoftが、秋にSurface ProのLTE対応モデルを投入するのに対し、ファーウェイはこの点では、本来期待されるスマートフォンメーカーとしてのシナジーを最大化していないのでは、という印象もありました。
これについてWan氏は「(モバイル通信を搭載したMateBookを発売する)予定はあります。今社内で計画を立てているところ」と述べ、発売に前向きな姿勢を示しました。
また合わせて同氏は、最新モデルのMateBook Xでよく尋ねられる、タッチパネルに非対応である理由についても発言。「製品を企画する段階で、軽量化を優先するということで、タッチパネルは諦めた」とコメントしています。
ただし今後は「スマートフォンやタブレットが普及して、タッチパネルへの強いニーズがある」ともコメントし、次期モデルでのタッチパネル対応に意欲を示しています。
MateBookシリーズのLTE対応モデルは、「スマホで名を揚げたファーウェイのPC」としては、出ていないのが不思議なところでもあり、また購入検討者からは「本当に出ないのか」とも言われることが多かったもの。
今回COOより直接「計画中」と明言されたことで、歴戦のEngadget読者であれば「やっぱり」と思った方も多いのではないでしょうか。
「スマホ技術をPCへ」のMateBook Xが、LTEに非対応なワケ:週刊モバイル通信 石野純也
発売時期までは語られなかったものの、ヘビーモバイラーにとっては楽しみなニュースと呼べるでしょう。