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2017年8月24日
なぜ具が別皿なのかも判明しました!
ガイドブックに頼らずに、地元の人にお薦めの場所を聞いて周る旅はたのしい。 ※これまでいろいろな場所で取材をした記事を読めば誰もが知ったかぶりできるはず。「知ったかぶり47」は、デイリーポータルZと地元のしごとに詳しいイーアイデムとのコラボ企画です。
小堺丸子(こざかいまるこ)
東京葛飾生まれ。江戸っ子ぽいとよく言われますが、新潟と茨城のハーフです。
好物は酸っぱいもの全般とイクラ。ペットは犬2匹と睡魔。土日で40時間寝てしまったりするので日々の目標は「あまり寝過ぎない」前の記事:「40年前の父と同じ写真を撮りたい(デジタルリマスター版)」 人気記事:「「コーラと同じ量の砂糖が入った水は飲めたもんじゃない」は本当か」 > 個人サイト twitter ダテバイクが超絶便利初めて仙台にやってきた。さすが東北の要、駅は大きく、駅前も商業ビルがたくさん並んでいてとても賑やかである。
さっそくいつものように自転車を借りることにした。 想像以上に大きくて賑やかな仙台駅。
仙台市内のあちこちで乗り捨てできる電動機付自転車「ダテバイク」(一回103円〜)のサービスステーション。ついでにおススメを聞いちゃおう。
さっそくダテバイクのスタッフお二人に聞いた所、飲食店情報がポンポンと出てきた。仙台は見る所より食べる所が豊富なようだ。
で、まずやってきたのは、かまぼこ屋さん。
仙台駅の前にはそれはそれは立派で賑やかなアーケード街がある。その中にあるかまぼこ屋さんに仙台っ子なら誰もが知る名物があるという。
お薦めスポット1:当たりが出たらもう一本! の「ひょうたん揚げ」可愛い見た目。食べ歩きにピッタリ。200円。
ひっきりなしにお客が買い求める「ひょうたん揚げ」である。店のどこにも説明がないが、棒に「当たり」と書かれてるともう一本もらえるらしい。 ダテバイク屋さんは実際に当てたこともあるというから期待が高まった。
衣は甘くてアメリカンドッグみたい。中はほわほわ食感のかまぼこ。うまい!
結果は残念ながらハズレ。とはいえ、さっそく美味しいものにありつけて上機嫌である。
お次は近くを歩いていた女性に声をかけてみよう。 本や雑貨が好きだという女の子のおススメは…
図書館や雑貨屋が入っている「せんだいメディアテーク」。ガラス張りで開放感がすごい。
お薦めスポット2:メディアテークの雑貨屋さん定禅寺通(じょうぜんじどおり)という美しい並木通りにある施設をお薦めしてもらった。そこはチューブと呼ばれる、スカイツリーのような柱に支えられた近代的な施設。図書館やカフェ、ギャラリーなどが入り、各種イベントが行われる所だそうだ。
雑貨屋さんは東北をテーマにしているものや、東北出身のアーティストによる小物が豊富。可愛いので女性は必見。(撮影許可をとってます)
別の階では秋田で地元の人頼りの旅をやった時にたくさん見かけた池田修三さんの木版画展が行われていた。つながってなんか嬉しい。
雑貨屋さんにも教えてもらおう。
次に雑貨屋さんが教えてくれたのは、知らなければ絶対寄らないような外観のお店だった。
お薦めスポット3:売茶翁(ばいさおう)のおせんべいあふれ出る老舗感。緊張する!
恐る恐る戸を引くと、すぐ前にショーケースがあった。種類はそう多くはないが、きれいな色の生菓子や干菓子が並んでいる。
静かな店内で緊張がさらに増すなか、雑貨屋さんがよく手土産に買うといっていた「みちのくせんべい」をオーダー。 薄くパリッとした、かなり上品な黒糖菓子だ。一枚食べた後すぐさまお土産に追加購入しに戻ったくらいおいしい。10枚で648円。
店内撮影はNGだったけど店員さんは意外と気さくでホッ。お薦めを聞くとうーん…としばし悩んだあと、近くの公園に固まっている3つのスポットをひねり出してくれた。
お薦めスポット4:西公園のこけし塔とSL、そして下水道浮いてるみたいに見えて面白いこけし塔。鋳物でできていて、中は空洞になっている。
その後ろにあるSLはC60形として国内に唯一現存するもの、らしい。さらに奥には、下水道がのぞけるガラス窓。
公園には巨大こけしに貴重なSLと、シンボル的なものが置かれていた。そして一番謎だった「下水道が見える」という情報を元にウロウロとしていると、ヘルメットをかぶった職員さんが声をかけてくれた。今日は下水道に入れるよ、と。
なんですとっ! というわけで下水道へ潜入! なんと煉瓦製だ。
普段は上からのぞくだけなのだが、この日は見学可能日だったのだ。こりゃ参加しないわけにはいかないでしょう。
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