五佰年BOX1巻 「因果律の破れか、世界線の乱立か。その箱が最愛の人を抹消した」
宮尾行巳氏がイブニングで連載されているコミックス「五佰年BOX」1巻【AA】が、23日に発売になった。
『五佰年BOX』は、コミックナタリーによると『不思議な木箱を巡る歴史SF。主人公の遠野叶多(かなた)は12年間思いを寄せていた幼なじみ・真奈から婚約者を紹介されてしまう。意気消沈する叶多だったが、真奈の家の蔵で奇妙な小箱を発見。その中には中世の日本らしき世界が存在し、人間が生活していた』で始まるお話で、今回発売になった「五佰年BOX」1巻【AA】のオビ謳い文句は『開けるな危険、因果律の破れか、世界線の乱立か、最愛の人が世界から抹消された』だった。
「五佰年BOX」1巻【AA】の裏表紙は『その箱が、最愛の人を抹消した――。隣家の蔵から不思議な木箱を見つけた叶多。箱の中には中世の日本がリアルタイムで存在した。ある時、叶多は箱の中の少女を救うため、箱の世界に干渉してしまう。少女は救われるが、叶多の幼なじみで初恋の人・真奈の存在がこの世界から跡形もなく消失してしまう』で、とらAのPOPは『その1つの箱が家庭の歴史を変える!?長年蔵に眠っていた謎の木箱が運命を反映させる、禁断の中世リンクファンタジー!』になってた。
遠野叶多(かなた)は、幼なじみの真奈の家から奇妙な箱を見つける。箱の中には実際の人間が生活し、よく見るとそこは中世の日本らしき世界だった。好奇心で観察を続けるが、ある時、箱の中で少女が野盗に襲われているのを見てしまい、思わずその野盗を殺してしまう。動揺した叶多は真奈に相談するため彼女の家に向かう。だがそこで真奈の父親から思いもよらぬ事実を告げられる。「うちには真奈なんて娘はいないよ」と。
コミックス情報
「五佰年BOX」1巻【AA】の感想には、松本さん『箱の中で襲われてる娘を助けたら現実の幼馴染が消えた→どうやら箱の中と現実はリンクしてるっぽい?続きがめちゃくちゃ気になる』、tbanさん『構想といい、画力といい満点です。パラレルワールドものに、箱庭に、 タイムパラドクスも絡んでくるのか、とにかく新鮮なセンスオブワンダーの世界です』、紫雲寺篝さん『パラレルワールド要素や時空超越物という感じで、なかなか良い』などがある。
なお、作者:宮尾行巳氏はあとがき漫画で『和洋中問わず歴史が好きです。「いほとせ」もなんかどっかに、歴史っぽい要素いれたいなーと思って考えたネタです。「いほとせ」の箱の中の世界は、戦国初期が舞台です』、『室町幕府の力が弱くなって、各地の豪族とかの鼻息荒い系男子たちがヒャッホーし始めたカオスの時代が箱ん中です』などを描かれている。
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「五佰年BOX」1巻コミックス情報 / 作品情報
箱の中に広がる中世らしき日本
実際の人間が生活する謎の小箱を巡る歴史SF「五佰年BOX」1巻
【感想リンク】
続きがめちゃくちゃ気になる
パラレルワールド要素や時空超越物という感じで、なかなか良い
パラレルワールドものに、箱庭に、 タイムパラドクスも絡んでくるのか
「五佰年BOX」1巻 - 読書メーター