テクノロジーなくしてコンテンツの進化はありません。
極端に言えばテクノロジーを知ることでプリキュアというコンテンツの面白さや楽しみ方が増えた気がします。長年プリキュアに関してさまざまなアプローチから、分析・研究・レポート・熱意を伝えてきてそう感じたのです。
たとえばシリーズごとに年々向上するエンディングの3DCGもテクノロジー進化の影響が大きなパーツです。
2009年にスタートした『フレッシュプリキュア!』以来、エンディングでは3DCGが利用されています。そして2016年スタートの『魔法つかいプリキュア!』の後期エンディングでは従来の製作ツールに加えて、最近の3Dゲーム開発でも多用されているゲームエンジン「Unity」を導入。製作の効率化が実現されています。
また、2016年12月には、3D技術とVR技術を組み合わせることで実現されたメガネの要らない3Dホログラフィックライブ『みんなあつまれ!プリキュアフェスティバル プリキュア ON ミラクル♡マジカル☆ステージ』が公開されました(すでに公開は終了)。
ステージにプリキュアの面々が現れていく様子は確かに斬新で、プリキュアたちが「そこにいる」感が伝わってきます。