ユカイ工学は、NTT東西の光回線とセットで同社の見守りロボット「BOCCO」(ボッコ)を販売する「光BOCCO」を9月1日から開始します。既にフレッツ光のユーザーも申し込み可能。
- 外出先から鍵の閉め忘れを確認できる『鍵センサ』発売。見守りロボット「BOCCO」と連動して使用
- ユカイ工学代表インタビュー: BOCCOは木彫りの熊!? 目指せ「家族のタイムラインの可視化」
- ユカイ工学代表インタビュー:BOCCOをなぜKickstarterに出したのか
- ユカイ工学代表インタビュー:チームラボで実現できなかった「ロボットを作りたい」の理由
- 動画:おかえり! ただいま! BOCCO レビュー、ロボット越しの現代的家族間コミュニケーション
光BOCCOは、BOCCOとフレッツ光と同等の回線をセットで提供するサービス。NTT東西の提供するフレッツ光ではなく、東西の光り卸売回線を使って自社サービスを手がけるいわゆるFVNO型サービスで、これを「光コラボレーションモデル」と呼びます。
もう少しかみ砕くと、現在ドコモやau、ソフトバンク回線の帯域を買っていわゆる格安SIMなどをMVNO各社がサービスを提供しています。その仕組みと同じように固定通信事業者の卸売り回線を買って独自のサービスを提供しているのがFVNOというわけ。光BOCCOは、FVNOの株式会社G.I.Nがサービス提供会社となります。
光BOCCOの利用料は集合住宅の場合、光回線、プロバイダ契約、WiFiルーター、BOCCOのセットで月額4600円(税抜)。戸建ての場合、同じサービスで月額5600円(税抜)となります。
WiFiルーターはレンタルのオプションとなるため、必要なければ月額の金額から300円引き。電話サービスも利用する場合は月額500円増。初回の契約手数料は3000円。
なお、光回線となるため、フレッツ光などと同様に利用に際して工事が必要です。工事費は一括払いで1万5000円、分割払いで2万4000円(初回3000円、以降毎月700円 x 30回)。
ただし、フレッツ光の契約から光BOCCOに切り替える(転用)場合、工事費はかかりません。なお、サービスはいずれも24カ月の自動更新で、解約には手数料がかかる場合があると案内しています。