『君は淫らな僕の女王』最終回・第12話感想 この5年間、”性”とは何かを考えるきっかけとなったラブコメに、最後の全力の…涙(ネタバレあり)
岡本倫さん×横槍メンゴさんによる自精神崩壊しちゃうほどのラブラブチュッチュな漫画「君は淫らな僕の女王」が、2017年8月31日発売の週刊ヤングジャンプ40号にて最終回を迎えました。最後となる「君は淫らな僕の女王」のレビューを行いたいと思います…。
きみだらと”私”
まず、先に書きますけど、このサイトがここまでやってこれたのは「君は淫らな僕の女王」のおかげといってもいいです。ちょっと過去の記事をいくつか非公開にしているのですが、2012年の第1話のときからずーっと、ずーっと連載を見守っていました。
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「君は淫らな僕の女王」の第1巻が発売され、人に紹介すると「なんだこの漫画…こんな神様ありがとう漫画なんて存在したのかよ…」と絶賛されたのを昨日のことのように鮮明に覚えています。実際はもう4年以上経っているというのに…。
「君は淫らな僕の女王」というのは、1年に1回か2回のお楽しみ、そしてここの管理人の自制心を試す場として読んでいました。漫画を読む楽しみと、ここの管理人がどんな展開になっても自制心を保ち絶対にティッシュを使わない、右手を使わない、ニヤニヤしながらフィニッシュしないと、いろいろ自分自身を縛りました。そしてすべてのことについて「もうだめだ…」でフィニッシュです。
そんな名作「君は淫らな僕の女王」が、突然の最終回発表!そしてすぐに、最終第12話が掲載されてしまいました。このスピードがあまりにも早すぎて、正直頭が全然追いつかないです…。そんな頭がどうにかなっちまいそう、それこそ自制心なくしてお布団とティッシュの海へ一人ダイブしてェところなんですが…最終回を読みたいと思います。
「君は淫らな僕の女王」第12話
自制心のなくなっちまってた昴と、その昴に翻弄されながらも付き合うことになったあっちゃんことアキラ。しかし第11話にして、昴の父親の会社が倒産危機となってしまって、助かるには造船所の御曹司の元へ嫁入りするしかないというのだ。
ラブラブチュッチュにここの管理人もエビオス飲んだり百草丸飲んだりしてがんばっていたんだけども、すごく絞られました。乳牛ってこんな気持ちなのかな…。
結婚できなくなった二人…辛いのは両方だけども、特に辛いのは昴。あっちゃんに迷惑をかけないと、自分を律して自制心崩壊が起こらなくなった。砂時計とは自制することで落ちて、完全に落ちることで自制心崩壊がなくなるのだ。…つまりこれで昴は普通の女性に戻ったのだ。
そして始まるカーニバル。背徳感をどこか感じさせるプレイに、心は泣き、下半身も泣き…この日のために用意した鼻セ○ブは、どこから私をやさしく包み込んでくれるようだった。まさにMI○○A状態。
THANKS昴、THANKSあっちゃん。ここ5年で一番すげェもんが出てきた気がする。鼻セ○ブのアザラシちゃんも何か微笑んでくれてるみたいだ。…でもこれ、バッドエンドですよね…。このときに、横槍メンゴさんの漫画「クズの本懐」のことを思い出した。花火ィ…。
だが、まだ方法はあった!昴が御曹司から開放されるための2億円を、神様が用意してくれるというのだ。しかしそのためには、ほぼ死ぬまで自制心を失うような人間になってしまう。昴ではなくて、あっちゃんが。
神様の出した最終手段に、あっちゃんはどうするのか…。
そして最後の結末は…
御曹司が昴の裸を見た一言。正直死ぬかと思った昴の身体がやばすぎて…。でもアレだ…シリアス展開になっているせいか、やはりどこか背徳感がすごい。昴の裸よりも、これからこの御曹司に何をされるのか不安で…あっ、やばっ直立不動ビンビンしちゃって…
あーーーーーーーーーっ
ふぅ。あっ、もう一回やっとこ。御曹司と昴のシーンやべェからもう一回…。
ふぅ。で、えーとなんだっけ…。ああそうだ、御曹司にいろいろ要望されちまって涙目になった昴を見て自分が興奮したんだった。…ちくしょう昴をこんなにも悔しい想いさせやがってェ!あっちゃんがいれば…。
が、ここで現れたのはあっちゃん!なんと、あっちゃんが神様にお願いして、昴を救うことを選んだのだ!これであっちゃん…規律正しいあっちゃんは、完全なる自制心崩壊男…つまりは一人の猿へと進化した。
あっちゃんは御曹司から昴を救った。昴を選んだのだ。…これだけでもう何か感動。感動しちま…
って普通に続けるのかよォ!ちくしょうこっちもさすがに3発(正確には4発)を1時間以内にやっちまうとか死ぬって…だが、感動の場面だ。たとえ血が出てこようとも、本気を出そうではないか。よっしゃ、ラスト…ラストファイヤー!
「君は淫らな僕の女王」ラストです
急な最終回告知、そして急な最終回に戸惑いながらも、そして展開はすげェスピーディーながらも、濃厚なラストを見させてもらいました。ホント…お疲れ様です。
今週のヤングジャンプに君は淫らな僕の女王が掲載されています。ネームを描いたのは1年以上前なのですっかり内容を忘れていましたが、開始早々セックスしてた…ぼくはパラレルパラダイスの連載を始めてからおかしくなったと思っていたのですが、まるでその前からおかしかったみたいでモヤモヤします。
— 岡本倫 (@okamotolynn) 2017年8月31日
きょうはヤングジャンプの発売日だよ!きみだら最終回載ってるよー!二週連続でヤンジャンに載ってるなんて嬉しいナ~読んでくださいね💓💓
— 横槍メンゴ🍒 (@Yorimen) 2017年8月31日
両作者のツイートを見て…ホントに終わったんだと感じたらすげェ喪失感。このサイトを支え続けてきた漫画といってもいいので、やはり寂しいです…。
しかしながら、岡本倫さんは「パラレルパラダイス」、そして横槍メンゴさんは「レトルトパウチ!」という、きみだらの経験を活かしたような連載を行っている。きみだらから、旅立ったのだ…。正直めちゃくちゃ悲しいんだけども、プラスに考えれば2つの作品がここから生まれた…と考えれば、その息子や娘たちを暖かくそして下半身には激しく見ていいのではないでしょうか。
「君は淫らな僕の女王」、連載お疲れ様でした。頭がおかしくなっちまう漫画でしたが、この5年間ほどはすごく楽しませていただきました。…はぁ、すげェ漫画だった…。寝る前にもういっかいやっとこ。
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