レノボはスターウォーズ推し!ジェダイになれるHMDやYoga 920など最新製品をレポート:IFA 2017
12月の新作公開に向けて、レノボと共にあらんこと
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8月31日、レノボはドイツ・ベルリンにてプレスカンファレンスを開催。同社イチオシの新製品各種をまとめて発表した。なかでも注目なのが、スター・ウォーズとのコラボモデルも登場した「Yoga 920」と、ジェダイの騎士になりきって遊べるHMD(ヘッドマウントディスプレー)とライトセーバーなどがセットになった「Star Wars/ジェダイ・チャレンジ」だ。
第8世代Coreプロセッサを搭載した「Yoga920」
「Yoga920」は13.9インチのディスプレーを搭載したノートPC。ヒンジの部分が360度回転するのでクラムシェル以外にも、タブレットやテントといったスタイルで使える2in1タイプだ。▲第8世代コアを積んだ2in1タイプの「Yoga920」
本体はメタル素材を使用しており、剛性感のあるしっかりとした作りで高級感もある。ディスプレーの解像度は4KもしくはフルHDで、タッチ操作にも対応している。
▲ウォッチバンドヒンジでディスプレーが360度開く
派生モデルとして、天板部分にガラス素材を用いた「Yoga 920 Vibes」もラインアップ。このYoga 920 Vibesに用意されているのがスター・ウォーズとのコラボモデル「StarWars Special Edition Yoga 920 Rebel Alliance」と「StarWars Special Edition Yoga 920 Galactic Empire」だ。
▲天板にガラスを使った「Yoga 920 Vibes」
それぞれRebel Alliance(同盟軍)とGalactic Empire(帝国軍)の紋章が天板に大きくプリントされており、本体カラーもそれぞれのイメージでデザイン。壁紙なども紋章を使ったものが使われていた。
▲映画ファンならおなじみの紋章をプリント。左が帝国軍で右が同盟軍
▲壁紙も同じ紋章をが使われている
Yoga 920の発売は欧州では9月からで価格は1599.99ユーロから。スター・ウォーズモデルは欧州では12月発売予定で価格は1699.99ユーロから。
Gallery: Yoga920シリーズ | 18 Photos
スターウォーズの世界を楽しめるHMD
もうひとつのスター・ウォーズコラボアイテムが「Star Wars/ジェダイ・チャレンジ」。これはスマートフォンをセットして使用するHMDと、ライトセーバーの柄の部分を模したコントローラー、そしてプレーヤーの動きを検知するトラッキングビーコンがセットになった製品。▲ライトセーバーの先が青白くひかり、この光をトラッキングしている
ゲームは3種類あり、カイロ・レンやダース・ベイダーといったスター・ウォーズシリーズのキャラクターとライトセーバーで戦う「ライトセーバーバトル」、自宅の床などにキャラクターを表示して共和国軍と帝国軍とを戦わせるシミュレーション「戦略バトル」、エピソード4の劇中で登場した「ホロチェス」が楽しめる。
▲HMDは透明なプラスチックを使い、サイバーな雰囲気
▲ライトセーバーの再現性も高く、コレクターアイテムとしても欲しい
デモブースが人気で筆者はプレイはできなかったものの、テストプレイしていたひとは、楽しそうにライトセーバーコントローラーを振り回していた。価格は249ドルで、スター・ウォーズの世界観がVRで楽しめるのならかなりおトク。欧州などではすでに予約がスタートしており、発売は年末頃を予定。
日本でも時期こそ未定ながら、発売予定はあるとのこと。12月には新作「スター・ウォーズ エピソード8/最後のジェダイ」も公開予定なので、注目のアイテムとなりそうだ。
Gallery: Star Wars/ジェダイ・チャレンジ | 11 Photos
そのほか発表会では、Windows MRに対応した「Lenovo Explorer」や、背面にデュアルカメラを搭載したミッドレンジのスマートフォン「Moto X4」も発表し、ハンズオンブースで展示していた。
「Lenovo Explorer」の基本的な性能は他社のモデルと同じ。コントローラーも同一のもの。Windows 10の時期アップデートで対応が予定されているVR/ARのソフトやコンテンツが楽しめるようになる。価格はHMDのみが349ドルでコントローラーとセットになったモデルが449ドル。この辺りの価格設定もほかのメーカー同様だ。こちらも時期は未定だが日本での発売予定はあるとのこと。
▲スペックや機能は他社メーカーのモデルと同等
▲コントローラー付属のモデルも用意されるとのこと
Gallery: Lenovo Explorer | 7 Photos
特徴的な新スマホMoto X4発表
「Moto X4」はCPUにSnapdragon 630を搭載したミッドレンジのスマートフォン。メモリーは3GBまたは4GB、内蔵ストレージも32GBまたは64GBとなっており、発売する地域によって異なる。価格は欧州で399ユーロ。▲ディスプレーサイズは5.2インチで、フルHDの解像度
▲本体背面はガラス素材で、カメラ回りが丸く出っ張っている
最大の特徴は本体背面に配置したカメラで、標準画角のメインカメラ(1200万画素)と120度の広角レンズ(800万画素)の組み合わせだ。デュアルカメラ使用のため、タッチ操作でピントを変えたり、ワンタッチで標準と広角を切り替えて撮影できるなど、最近流行の撮影機能はひととおり扱えるようになった。
▲標準と広角のデュアルカメラ仕様
本体の素材は背面もガラスで、カメラ部分が大きく円形状に出っ張った3D形状。「Watch Dial Camera Bezel」と名付けられており、カメラの回転ベゼルを模したデザインとなっている。
▲防水対応をアピールすべく、デモブースでは水につける実験をしていた
展示モデルは開発機のため、カメラ機能をテストしていると若干発熱が気になり、アプリが落ちてしまうことも。発売は秋頃を予定しているので、発売までにそのあたりをキッチリとブラッシュアップできるかが気になるところだ。