食べ方図説崎陽軒シウマイ弁当編　「シウマイ弁当スキーにとってまさに聖書」 : アキバBlog

2017年09月01日

食べ方図説崎陽軒シウマイ弁当編　「シウマイ弁当スキーにとってまさに聖書」

サークル食べ方学会の夏コミ新刊『食べ方図説崎陽軒シウマイ弁当編』がZIN秋葉原店に8月31日に入荷した。崎陽軒社長ら8名の崎陽軒シウマイ弁当の食べ順のほか、久住昌之氏や崎陽軒社長へのインタビューを収録し、ヤマアラシさんの感想『シウマイ弁当スキーにとって、まさに聖書』などがある。

サークル食べ方学会（市島晃生氏）の夏コミ新刊
崎陽軒"シウマイ弁当"食べ方同人誌　「食べ方図説崎陽軒シウマイ弁当編」

崎陽軒のシウマイ弁当　9種類のおかずと、小梅・黒ゴマが乗った俵型ご飯
「"昔ながらのシウマイ"　横浜名物であり、この弁当の主役でもある」

"味の手帖"編集顧問主筆・マッキー牧元氏の食べ順
「"シウマイに始まりシウマイに終わる"一口目はシウマイ、最後もシウマイ」

崎陽軒社長・野並直文氏の食べ順
「シウマイに、からしをドーナツ状にのせ、そこに醤油を入れて食べていました」

サークル食べ方学会（市島晃生氏）の夏コミ新刊、崎陽軒の"シウマイ弁当"食べ方同人誌『食べ方図説崎陽軒シウマイ弁当編』が、ZIN秋葉原店に8月31日に入荷した（メロンブックスにも委託があるみたい）。

『食べ方図説崎陽軒シウマイ弁当編』の巻頭ページによると、サークル食べ方学会は『「人の食べ方の実例を数多く集める」。そんな博物学的な手法から、我々は最初の研究を始めています。できるだけ多くの人達の食べ方を見て、聞いて、集める。そして収集したものを分類・統計化していく。こうしてはじめて、人類の食べ方に関する定型、そして正解が見えてくるのではないかと信じています』という活動をされているみたい。

今回入荷した夏コミ新刊『食べ方図説崎陽軒シウマイ弁当編』は、サークルさんの新刊告知によると『崎陽軒シウマイ弁当の食べ方を、マニアの皆さんにひたすら聞いて、1人1人図説化した一冊』とのことで、味の手帖"編集顧問主筆・マッキー牧元氏、dancyu編集長・植野広生氏、漫画家・おおひなたごう氏、放送作家/脚本家・小山薫堂氏、日本料理店店主・長谷川在佑氏と、崎陽軒の広報担当さん、調理長さん、社長：野並直文氏の8名が、崎陽軒シウマイ弁当の中身を食べる順番や食べ方を写真と詳しい説明で図説して、孤独のグルメ原作者：久住昌之氏インタビューや、崎陽軒野並社長インタビューなどを収録（もくじ）。

同じ定食やお弁当でも、食べ方一つ、食べる順番次第で、味わいや印象は大きく変わります。「食べ方」を疎かにして、食文化の向上はありえません　はじめに

『食べ方図説崎陽軒シウマイ弁当編』の感想には、ヤマアラシさん『シウマイ弁当スキーにとって、まさに聖書です』、ばかいちさん『アイデアの凄さは言うまでもなく、久住昌之センセイと崎陽軒野並社長のインタビューが圧巻の一言に尽きる』、ナイタローさん『崎陽軒の社長にまで食べ順を調査している行動力と、本のレイアウトがとにかく素敵でした』、村樫さん『ゲストの面子が普通じゃないので（雑誌編集長とか放送作家とか）、どこからどう見てもプロの犯行でした本当にありがとうございました』などがある。

なお、サークル食べ方学会の市島晃生氏は、編集後記で『浅はかでした…。これほど、シウマイ弁当の食べ方にみなさんの持論があり、フタの開け方、醤油の差し方、空箱の片づけ方に至るまで、一つ一つ論理的に行動していたとは』などを書かれている。

崎陽軒公式サイト / サークル食べ方学会のTwitter