Instagram時代の正方形アナログカメラ「Lomo’Instant Square」 、クラウドファンディング開始
製品支援は1万4200円から
連載
注目記事
「中国企業が品質で信頼されるには、多大な努力が必要」--ファーウェイCQOが語る
iPad Pro + 純正キーボードの「弱点」を守る背面ケース、AndMeshが発売(半額クーポン配布中)
Xperiaハウス誕生へ。ソニモバ・東電がホームIoT「TEPCOスマートホーム」提供開始
人気記事
日食の撮影で壊されたカメラ写真集、レンタル業者が公開。100万円超の大玉も
ソニー初の完全ワイヤレス「WF-1000X」は10月7日国内発売。市場推定価格2万5000円
ドコモ、下り788Mbpsサービス開始。国内最速をauから奪還
Instagram華やかなりし昨今ですが、ロモがここにきて正方形の写真が撮影できるアナログカメラ「Lomo'Instant Square」を発表しました。国内ではクラウドファンディング MotionGallery にて支援を募ります(海外はKickstarter)。製品は1万4200円から支援可能で、目標金額は100万円。
ロモといえば、レトロな雰囲気のアナログカメラとして知られる存在。ロモ自体は「トイカメラ」と呼ばれるのを嫌がっていますが、柔らかい写りと雑貨のようなたたずまいのあるカメラが特徴です。時流に合わせたトイデジカメラの方向に進まず、アナログカメラで商品展開しており、近年はインスタントフィルムに対応した製品などもあります。
今回支援を求める Lomo'Instant Squareは、富士フイルムのInstax Squareフィルムに対応したスクエア写真が撮影できるカメラ。主な仕様は以下の通り。
レンズは35mmフィルムカメラ換算で45mm、最短撮影距離は80cm。絞りはf/10とf/22の2段で、シャッター速度は8s〜1/250。バルブ撮影にも対応し、多重露光もサポートしています。
レンズ部分のギミックを起こして使うカメラは、ポラロイドのSX-70や蛇腹レンズ搭載のスプリングカメラなど古くからありますが、Lomo'Instant Squareもレンズを起こして使うタイプです。内蔵フラッシュ搭載。Fujifilm Instax Squareに対応し、露光サイズは62 x 62 mm。フィルムはモータードライブで排出されます。
Gallery: Lomo’Instant Square | 26 Photos
ちなみに、Instax Square対応のチェキ「SQ10」は、チェキプリンタにカメラを載せたような、デジタルに寄せたインスタントフィルムカメラになっています。一方のLomo'Instant Squareは、よりアナログカメラらしい作りとなっています。
Instagramをきっかけに、正方形写真は再び日の目を見ていますが、35mmがフィルムカメラを席巻する以前から親しまれてきたアスペクト比です。かつては作家性の強い写真やレコードジャケットなどに用いられており、Lomo'Instant Squareの動画もそうした個性を打ち出したものになっています。