【月刊少女野崎くん】野崎家~二人きり編~
・単行本8巻のネタバレあり
真由「……」
夢子「ねーえ、今日お父さんもお母さんもいないんだよ」
真由「……」
夢子「暇だから遊ぼーよー」
真由「……」←めんどくさいて言うのがめんどくさい
真由「!!」
真由(どっちがめんどくさい……?)
真由(恋しよっの話を延々に聞かされる>断る……?)
真由(恋しよっの話を延々に聞かされる<断る……?)
真由「……」
真由「別にいい」
夢子「えー!? なんでー!? 男の人が読んでも面白いって!!」
夢子「ねーねー読もうよ真由くん!! おーねーがーい!!」
真由(余計めんどくさくなった)
夢子「真由くん!! 実はね! この漫画、柔道家出てくるんだよ!!」
夢子「柔道やってる真由くんなら絶対見た方がいいと思うなー!!」
夢子(ふふふ……本当は出てこないんだけどね)
夢子(でもこう言わないと食いついて来ないもん!!)
真由「出ない」
夢子「へ?」
真由「その漫画に柔道家出てこない」
夢子「なんで知ってるの!?」
真由(これで逃れられる)
夢子「……あ!! もしかして真由くん実は読んでたのね!? 隠れ読者だったのね!?」
夢子「ねーねー!! 真由くんはどの話が好き!?」
真由(余計めんどくさくなった)
真由「……」ムクッ
夢子「あっ! 読んでくれる気になった!?」
真由「……友達ん家に行ってくる」
夢子「えっ!? じゃあ私一人!?」
真由「……」コクリ
真由(本当は約束してないけど……現状を抜け出すにはこうするしかない)
夢子「誰と遊ぶの!?」
真由「小林」
ピンポーン!!
夢子「誰か来た!!」
ガチャッ
小林「よーマー君!! 近くに用があったからついでに寄ろうと思って!!」
真由「」
小林「おー夢子ちゃん!! 久しぶりだねー!」
夢子「真由くんが小林さん家に行くって行ってたけど……迎えに来たの?」
小林「は? そんな約束してねぇぞ」
夢子「真由くん……嘘ついたの?」
真由「……」←否定するのもめんどくさい
真由「?」
夢子「真由くんめんどくさがり屋だから小林さんにおぶってもらおうと呼んだんだけど……」
夢子「『そうだよ』って肯定するのがめんどくさいんだ!!」
真由「!」コクリコクリ
夢子「へっへっーん!! 私にはお見通しだよ!! 何年真由くんの妹やってると思ってるの?」
小林「……」
夢子「あ、小林さん! どうぞうちのお兄ちゃんをおんぶしてやってください」
小林「なんでだよ」
小林「? ああ、知ってるよ」
夢子「本当!? ねぇ、読んだことある!? 男の人が読んでも面白いよ!!」
小林「ああ……確かちょっとだけ読んだことある」
夢子「どうだった!?」
小林「なんつーかこう……ほかの漫画とは違う感じだったな」
夢子「だよね!? そうだよね!? 流石夢野先生!! 男の人の心も鷲掴み!!」
小林「……」
小林(あのカオスっぷりはほかの漫画には真似できねぇよな)
夢子「私?」
小林「うん。 だって今、お兄ちゃんをベタ褒めしてたじゃん」
夢子「真由くんを? 褒めてないよ?」
小林「いや、マー君じゃなくてその上の……」
夢子「お兄ちゃんの事? お兄ちゃんも褒めてないよ?」
小林「でも今、流石夢野先生って……」
夢子「……ごめんね小林さん」
小林「?」
夢子「うちのお兄ちゃんに洗脳させられちゃったんだね」
小林「!?」
真由「……」
小林「……だんまりかよ」
夢子「小林さんのクラスには転校生いる!?」
小林「ん? どした急に。 いねぇけど」
夢子「私のクラスにも転校生がいたらなぁ……」
小林「……お前、夢子ちゃんに何吹き込んだんだよ」
真由「……」
野崎「ただいま」
夢子「あ! お兄ちゃん!!」
真由「……」
野崎「元気だったか二人とも」
夢子「お兄ちゃん!!」
野崎「どうした、そんな怒った顔して」
夢子「真由くんの友達まで洗脳しないで!!」
野崎「何の話だ!?」
終わり
元スレ
野崎家~二人きり編~
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