333奈良市では過去にも「病気休暇の不正取得」や勤務時間中に職場を離れる「中抜け」、そして法律でも禁止されている「兼業」など、職員の不祥事が噴出して世間を騒がせました。ところが、今回また病気休暇中の職員の新たな疑惑が持ち上がりました・・



病気休暇中にプールでテキヤ? 疑惑の市職員を直撃


8月、取材班の元に一通の手紙が。

「調べて下さい。夏休みの副業。病休を出して、テキヤで稼ぐ」(手紙より)

そこには、環境部に所属する職員が病気休暇中にもかかわらず、「ある仕事」に精を出していると書かれていました。

「プールでやきそばを焼いている」(手紙より)

8月20日、大勢の人でにぎわうプールサイド。いました。片隅にある売店でせわしなく動き回る男性が問題の奈良市の職員です。

8月24日にも行ってみると…

「午前8時半すぎです。病気で休んでいるはずの職員がファミリープールに現れました」(記者)

プールの開園時間の30分前に現れた職員。車から次々と荷物を取り出し、店の中へと運んでいるようです。店を開けたあと、おもむろに店頭に立ちました。すると…

「はい、いらっしゃーい、ラーメンどうですかー!」

威勢よく、客に声をかけはじめました。この日は客から注文を取る姿も確認できました。

また8月28日には…

「問題の奈良市の職員がきょうもプールで働いています」(記者)

その次の日も売店の店先には、慣れた手つきでフランクフルトを売っている職員の姿がありました。そして…

「午後5時半前です。店じまいでしょうか。問題の市の職員がシャッターを閉めました」(記者)

プールの営業時間が終わると店を片づけた後、シャッターを閉めて帰っていきます。


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取材を進めると、プールの売店は職員の妻の会社が経営していることがわかりました。この会社が県と委託契約を結び営業しているのです。

さらに、この職員が病気休暇を取得していたのは7月20日から8月31日までで、これは県営プールの営業期間とほぼ重なっています。

職員は本当に病気を患っているのか?そしてこれは禁止されている「兼業」ではないのか?取材班が本人を直撃しました。

Q.○○さんでよろしいでしょうか?
「はい、そうです」
Q.奈良市の職員されていますよね?
「そうです。何?またあれかな?めっちゃしんどいねんけど、
しんどいから来てんねんけど、ここへ」
Q.病休中ですよね?
「そうです、だからしんどいからここ来てますねん。まあ説明するけど」

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