FitbitとDexcomが、血糖値モニタリングモジュール(CGM)デバイスの対応で協力すると発表しました。Dexcomの皮下埋込み式モジュールが計測する血糖値を、Fitbit Ionicで継続的に監視することが可能となります。
DexcomとFitbitは2018年中にこの機能をIonicユーザーに提供する予定で、それだけでなく糖尿病を管理するツールの開発を進めるとのこと。Dexcomのケビン・セイヤーCEOは「Fitbit IonicにCGMデータを表示可能とし、iOSおよびAndroidデバイス両方でそのデータを利用可能にすることは、糖尿病の管理方法によりよい影響をもたらす」とコメントしました。
DexcomはすでにApple Watchでも(iPhoneを経由して)同様の機能を提供しています。接続可能なデバイスが増えることは、血糖値をモニタリングし続けなければならない糖尿病患者にとっても、選択肢が増えるという意味で重要といえるでしょう。
特に血糖値を管理しながらスポーツをしている人などにとっては、低血糖を避けるための血糖コントロールは重要です。値の変動をより的確に把握できれば、トレーニングや試合などに安心して臨めそうです。
Ionicは、相対SpO2センサーや心拍センサーを内蔵し、GPS、50m防水などといったワークアウトに必要なひととおりの機能を備える健康およびフィットネスに強いスマートウォッチ。はやく日本発売決定の知らせが届いてほしいものです。
[Image : AOL]
Fitbitの新スマートウォッチIonicで血糖値の連続モニタリングが可能に。埋込みモジュールメーカーとコラボ
血糖値管理がしやすく
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