9650277「電柱採集フォトコンテスト」を主催する「無電柱化民間プロジェクト実行委員会」は、こうした無電柱化を支持する一般社団法人だ。公式サイトには、「電線や電柱が美しい景観を妨げています」――などといった理念が掲げられている。しかし・・



電柱なくそう団体の写真コンテスト 美しい電柱風景の作品投稿が殺到し論争


現都知事の小池百合子氏も、このコンテストを応援している。

「無電柱化を進めるための、フォトコンテストのお知らせ。どんどん綺麗な景色、醜い景色を写真で送って下さい!」とツイートし、告知に一肌脱いだ。


都内各所で地震訓練 小池知事「無電柱化進める」(16/09/04)



だがこの「醜い景色」発言が、一部の人々を憤慨させた。

コンテストに「美しい」電柱風景の写真を複数投稿している「tokyopasserby」さんに、ツイッターのDMを通じて話を聞いた。

tokyopasserbyさんは、10年来の趣味として、電線・電柱のある風景を写真に収めてきた。「美醜、好き嫌いは別として、ヨーロッパの大都市にはない、アジアの混沌とした風景を特徴付けている」のが電柱、電線だと語る。

そんなtokyopasserbyさんも、通行や災害への障害になるから、という理由での無電柱化には反対ではないという。


コンテストに「美しい」電柱風景が多数投稿される






「しかし、無電柱化キャンペーンはそこに美醜の問題を持ちこんでいる。今回、都知事は『醜い景色』とまで言っている。それは待ってくれ。電柱や電線のある風景を美しいと考えている者もいる。美醜に関する価値観の押し付けはお断りしたい」

「あなた方は美しくないという。しかし私たちは美しいと思う」――そんな主張を伝えるため、人々に電柱のある風景の「美しさ」を共感してもらうため、tokyopasserbyさんはコンテストに、自らの写真を投稿したという・・

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池都知事が推進する無電柱化の利点欠点